ベルモンド Le VisiteuRのあらすじ・作品解説
ベルモンドＬｅＶｉｓｉｔｅｕＲ（ベルモンド ル・ヴィジトゥール）は、石川ショウェイ（石岡昌英）が原作した漫画作品である。週刊少年ジャンプ誌上にて2007年32号から連載開始、同年51号で終了、単行本として全3巻を刊行している。原作者の作品として、虎ノ衛高校サッカーに入部した高校生・日ノ本トラを描いた「トラ!! the goal-d Gravi-ruler」などがある。 今作品は、主に精神的な拷問を行う拷問吏シィエン・ベルモンドを主人公にし、中世フランス世界を描くサイコホラーである。 17世紀のフランス王国は繁栄し栄華を極めた時代、王家が主催する華やかな宴に参加することは貴族にとって名誉であった。しかし、一方で魔女狩り裁判の最盛期であり、多く民衆が些細な行為や疑いから標的にされ、裁かれていた。 帝国の首都パリの西にある修道院には、関係者意外絶対立入禁止の極秘の地下室がある。ここで毎夜、ある人物によって拷問が行われていた。この男には不可思議な能力があり、必ず真実を吐いてしまうという。ある日、手にランタンを持ち修道会の地下室をゆく5人組の足音がする、彼らの目的は、拷問吏を暗殺すること。
