臨床心理士 聖徳太一のあらすじ・作品解説
臨床心理士聖徳太一は、原作が香川まさひとで、イラストが松村陽子による漫画である。2001年から週刊ヤングジャンプに連載され、単行本では第5巻でシリーズ最終巻を迎えた。この作品の主人公は聖徳太一で、刺青を入れながらも臨床心理士という肩書をもった人物である。自らも虐待を受け、荒れた時期もありながらも更生したという経験をもつ聖徳太一がさまざまな闇を心の中に秘めている患者に寄り添い、光を照らしていくという物語になっている。 この作品の原作の香川まさひとは、2010年に公開された映画、「ごくつま刑事」の原作者でもあり、他にも2009年公開の映画「クヒオ大佐」、2005年公開の「ハサミ男」など、さまざまな映画の脚本にも携わっている。また、2010年に「新おみやさん1」、2011年に「新おみやさん2」を出版している。イラストの松村陽子にも定評があり、大阪の漫画専門学校で講師として指導した経歴をもつ。他の代表作に2012年発売の「マンガの上達レッスン」がある。