ガンリュウのあらすじ・作品解説
ガンリュウは、2000年から2003年にかけて月刊少年ジャンプにて連載された、山根和俊原作の少年漫画である。コミックスは全8巻。主人公の少年「ガンリュウ」こと佐々木小次郎は剣術の達人。そのあまりの強さに勝負できる相手がおらず力を持て余していた。そんなある日出会った「タケゾウ」こと宮本武蔵は二刀流を操る達人。タケゾウと決闘することになった小次郎であったが、決闘の最中に柳生宗矩の刺客に襲撃されたことで油断し、武蔵の剣を受け、傷を負ってしまう。そして1年後、傷も癒え、再戦するために旅をする小次郎と武蔵を中心とした物語である。 有名な「巌流島の決闘」をモデルとしているため幅広い層にとって馴染みやすく、また小次郎を元気のいい少年に設定するなど少年漫画らしいアレンジを施し、漫画らしい破天荒さやワクワク感を持った娯楽作品となっている。そのためモデルについての知識を持たない低年齢層の読者からの支持も多く得た。