かっとび一斗のあらすじ・作品解説
「かっとび一斗」(かっとびいっと)は門馬もときによる漫画作品。「月刊少年ジャンプ」(集英社)に連載されていた。2007年の同誌休刊まで、20年以上にわたる長期連載がなされ、主人公の口癖「ちょんわ!」もお馴染みになった。 主人公の一斗は中学生、また「少林拳」の使い手でもある。彼の通う市立清雅学園のサッカー部、これが鳴かず飛ばずの弱小チームであったが、バツグンの身体能力をもつ一斗がひょんな事からチームに加入する事となり、全国のライバルたちとのサッカー対決を繰り広げていく。 連載当時は「キャプテン翼」を中心とするサッカーブームが全国の子どもに巻き起こっており、本作もその流れの一つと言えるだろう。また「キャプテン翼」と共通する点として「物理法則や人体の動きを無視した、トンデモ系の必殺技が登場する」ことが挙げられる。「一斗」では主人公の拳法家設定から、ライバル校との乱闘、からのサッカー試合という「お約束」が定番であった。