Bバージンのあらすじ・作品解説
『Ｂバージン』は、『週刊ヤングサンデー』で1991年から1997年にかけて連載された山田玲司による漫画作品で、全15巻の単行本がヤングサンデーコミックスから刊行されている。 主人公の住田秋は、生物オタク(特に亀が大好き)で、その見た目の悪さから「ヒクガエル(卑屈なカエル)」と周囲の者たちに揶揄されていた。だが、高校の同級生・桂木ユイに一目惚れをしたことがきかっけで、彼女に釣り合う男になろうと一念発起し、姉の手助けと自身の努力によってイケメンに生まれ変わる。そして、ユイと同じ大学に進学する。秋は、イケメンになったので学内の女の子たちにモテるのだが、ユイ以外の女の子とは付き合わないし、セックスもしない。しかし、せっかくイケメンになったのに、ユイに何度アプローチしても振り向かせることはできなかった。この漫画は、秋とユイの恋の行方を中心に描きながらも、秋がアイデンティティー模索し、自分の道を切り開いていく姿も描いている。
