天職貴族 モン次郎のあらすじ・作品解説
天職貴族モン次郎は、つの丸の漫画作品で、スーパージャンプにて2004年19号から連載を開始、2005年16号で終了、単行本として全2巻を刊行している。 今作品は、就職を決意したおさるのモン次郎が、天職を求めて彷徨うドタバタコメディーである。 時は20世紀末の日本。バブルが崩壊し日本経済は深刻な不景気に陥いり、不良債権処理により金融業界は融資を減らし、企業業績も悪化すリストラや新規採用が抑えられる。そんな時代に現れたのがおさるのモン次郎。村神商事の面接会場待機室には一流大学で学び、内定を獲得しようという面々が集まっている。そんな待機室にに遅れて入ってきたモン次郎は、いきなり大声で時間を聞き出し10時25分だと知る。面接開始は10時からで、すでに遅刻したことがわかると、もう少しで30分になるところだったあぶねーと、にこやかに汗をふいた。 周囲が驚く中、モン次郎は自信を失い面接会場から退出しようとする男性を見咎め、悔しくないのか？と説教し励ましている。そして、モン次郎たちの面接がはじまるのだが、一体何が起こる！？
