手塚治虫の旧約聖書物語のあらすじ・作品解説
手塚治虫の旧約聖書物語は1997年4月1日から1997年5月9日までWOWWOWで全26話が放送されたテレビアニメ作品である。 原作は手塚治虫の同名漫画作品で1994年にアニメのフィルムを使ったフィルムコミックが集英社から全3巻発売されている。DVDも東芝デジタルフロンティアから全9巻発売された。 イタリア国営放送(RAI)からのオファーで1984年11月16日にRAIと日本テレビ放送網の共同制作となり、原作者自身が構成と製作総指揮に就き、実際のアニメーションは手塚プロダクションが担当した。1985年に打ち出された手塚治虫マンガ家生活40周年記念事業の1つとして、火の鳥のミュージカル化やファウストの劇場版アニメ映画化と共に打ち出された。 世界放送を目指して入念なチェックが行われたために完成までに9年間かかり、手塚治虫の生前は4話までが完成され、1989年からはアニメ監督の出崎統が引き継いで26話まで完成させた。 天地創造からイエス誕生まで描かれており、聖書入門としてわかりやすい内容となっている。