凧になったお母さんのあらすじ/作品解説

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凧になったお母さん

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凧になったお母さんのあらすじ・作品解説

凧になったお母さんは、2003年に制作されたアニメ作品である。原作は野坂昭如の「戦争童話集」。監督は竹内啓雄、脚本は藤本信行、総作画監督は市来剛。 声の出演は、カッちゃん役は大久保祥太郎、お母さん役は折笠愛、お父さん役は加門良。 舞台は戦時中の神戸。かっちゃんは父親が戦地に出征したために、母親と暮らしている男の子。母親は庭で野菜を育てたり、着物と食べ物を交換しに行ったりと、少しでも暮らしが良くなるように努めている。食べ物が少ないながらも、野菜が実れば近所におすそ分けをする優しい女性であり、父親が戦死した知らせが届いても、かっちゃんの前では気丈にしている。 ある日、神戸が激しい空襲に遭う。母親とかっちゃんは防空壕に向かおうとするが、間に合わずに炎に包まれてしまう。激しい炎の中で、母親はかっちゃんが少しでも苦しまないようにしてやるのだった。 母親が必死で子を守ろうとする姿から、戦争の悲惨さを伝える童話である。

凧になったお母さんの評価

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