キャプテン翼 「最強の敵!オランダユース」の評価
キャプテン翼 「最強の敵!オランダユース」についての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際にアニメを観たレビュアーによる評価が2件掲載中です。
各項目の評価分布
キャプテン翼 「最強の敵!オランダユース」の感想
メンタルが試合に大きな影響を及ぼすことを痛感する作品
Jリーグの設立がもたらしたアニメ化キャプテン翼は第一作目以降、色々な制作会社でリメイクされている珍しい作品だが、この作品も一作目を担当した土田プロが倒産後、1994年の2作目の製作とほぼ同時期に、J.C.STAFFという別会社が制作した作品である。1986年で人気絶頂の中、アニメ版は終結してしまったが、1994年の復活については、背景にJリーグの設立があることは否めない。再びサッカーブームが日本に到来した象徴とも言える。プロリーグ設立に多大な貢献をしたと思われるキャプテン翼が、今度はリーグの設立のおかげでアニメがリメイクされるという面白い逆転現象が起きている。作画についてはむしろ、一作目より原作に忠実になっている。しかも、嬉しい忠実さがあった。それはどういうことかというと、実はこのワールドユース特別編の原作が連載していた当時、リアルタイムで読んでいた世代は「おや?」と思ったものだ。キャラクターの描写が幼くなっ...この感想を読む