消えた声が、その名を呼ぶのあらすじ/作品解説

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消えた声が、その名を呼ぶ

4.504.50
映像
4.00
脚本
5.00
キャスト
4.50
音楽
4.50
演出
4.50
感想数
1
観た人
1

消えた声が、その名を呼ぶの評価

総合評価
4.504.50
(1件)
映像
4.004.00
脚本
5.005.00
キャスト
4.504.50
音楽
4.504.50
演出
4.504.50

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消えた声が、その名を呼ぶの感想

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歴史的タブーに切り込みながら、壮大なスケールで描かれる親子の愛

三部作完結。そこに託した思いとはこの作品が描くのは、ヨーロッパ近代史上最大のタブーと言われるアルメニア人虐殺だ。メガホンをとったのは、コメディ映画「ソウル・キッチン」で新たな魅力を開花させたファティ・アキン。監督自身がトルコにルーツを持つドイツ人であり、これまでもトルコとドイツを題材にした作品を撮ってきた。そんな監督がライフワークとしてきたのが、「愛、死、悪に関する三部作」である。「消えた声が、その名を呼ぶ」は、2004年発表の「愛より強く」、2007年発表の「そして、私たちは愛に帰る」に続く、三部作の最終章に位置づけされる。この最終章で、なぜ監督はこの歴史的タブーを描いたのか。そこに秘められた思いとは何だったのだろうか。アルメニア人虐殺の背景虐殺が起きたとされるのは、第一次世界大戦中のことだ。少数民族であったアルメニア人は、共同体として政府と共存していた。しかし西欧との交流が盛んになると、カ...この感想を読む

4.54.5
  • みち。みち。
  • 79view
  • 2069文字
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