ガサラキのあらすじ・作品解説
ガサラキは、1998年10月4日から1999年3月28日にかけてテレビ東京系列(TXN)で放映された、『装甲騎兵ボトムズ』『蒼き流星SPTレイズナー』などを手がけた高橋良輔が監督したロボットアニメである。 本アニメは、シャーマンの能力を内に秘める主人公の豪和ユウシロウが、同じ力を持つヒロインのミハルと共に、「餓沙羅(がさら)の鬼」と呼ばれる現象を呼び起こせる自分たちのルーツと、その存在の謎に迫る伝奇サスペンスアニメである。リアルな戦闘描写を中心とした近未来SFに、能などの和風テイストを盛り込んだ伝奇の要素が組み合わされた、独特の世界観が話題となった。 アニメの放送終了後に角川書店より発売された小説版では、アニメとは一部異なる描写、内容となっている。また、ビクターエンタテイメントより発売されたドラマCD『餓沙羅鬼見聞録』では、アニメと小説では触れられていない未来、古代の物語が収録された他、近未来編として、アニメ最終話の後日談が語られた。