薄桜鬼 碧血録[へっけつろく] 第2期の評価
薄桜鬼 碧血録[へっけつろく] 第2期についての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際にアニメを観たレビュアーによる評価が2件掲載中です。
各項目の評価分布
薄桜鬼 碧血録[へっけつろく] 第2期の感想
感情では表せない絆というもの
1期と違い、重くシリアスな2期2期である碧血録は和装から洋装へ変わります。これが切なく重い物語の終幕への近づきを予感させます。新選組が題材となっているだけあり、最終回までにはほぼ全主要人物が灰となってしまいます。敢えて皆生かしておくハッピーエンドにしなかったのは史実を曲げることなく基盤とし、その中で羅刹を織り交ぜ盛り上げているからだと思います。碧血録ではほのぼのとした日常は少なく、とにかくシリアス展開が多いです。ほとんどの回で涙が出てきます。土方が背中で泣いているシーンは名シーンに入ると思います。土方の隊士達に対する思いや隊士の土方への信頼が伝わります。皆の志を受け継ぎ戦へ向かう事の重荷を上手い具合に千鶴が癒してあげられているのも見ものです。恋愛よりも信念、志、武士としての生き方をより強調させているのは乙女ゲームから派生したアニメにしては大変珍しく、やはり名作だと思います。絆と志薄桜鬼では...この感想を読む