ドラえもんの感想一覧
漫画「ドラえもん」についての感想が5件掲載中です。実際に漫画を読んだレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
畳の裏で大冒険
ある日突然、畳の裏が遠い星の宇宙船と通じてしまう。壊れた宇宙船をなおしてあげたことにより、その星の青年となかよくなります。その星は重力が軽く、地球人がいくと、誰でも力持ちのスーパーヒーローになれちゃいます。のび太とドラえもんはよく遊びにいったりしているうちに、その星がかかえる問題を見つけます。ジャイアン、スネ夫、しずかちゃんの助けをかりて、五人で悪者を倒し、その星をすくいます。あの、空に飛び上がれる石には憧れたなあ。小さい頃、あの石、すごくほしかった。映画版もおもしろいけど、やっぱり漫画がいいなあと思います。わかりやすくておもしろい。
一期一会を感じました。
のび太の部屋の畳の裏とある星が繋がって…というお話です。のび太はその星では、スーパーヒーローになれるので、とても喜んで人助けをします。星の人々も喜びます。畳の裏の繋がりはどんどん距離が出てきて、行きにくくなっていきます。そしてとうとう、最後は本当のお別れをしなくてはいけなくなってしまいます。のび太の家の庭に、星の花が植えられていたのが印象に残っています。他の長編作品は、お別れだと言ってもまた会えそうな気がしたんですが、この一作は何かすごく読み終わった後寂しくなってしまうんです。もうきっと本当に会えないんだろうなぁと悲しい気分になるんです。
恐竜ピー助との出会い
あの記念すべき映画の第一作目となった「のび太の恐竜」は、今の「ドラえもん」とは違った迫力ある物語に目が離せない。「のび太」が偶然見つけた恐竜の卵を必死に温めたり、産まれてきた恐竜「ピー助」を可愛がる姿は微笑ましいが、だんだんと大きくなる「ピー助」の餌代をどうやって養ったのかが気になる(「ドラえもん」の道具で成長を早めたのは分かるが、公園の池では餌になる魚達にも限界があるはず)。が、「ピー助」を「恐竜ハンター」から守るために、白亜紀に戻した「のび太」の決断は、彼の「ピー助」を思う優しさに感動した。結局は「のび太」達が再び過去に戻り、歴史を変えるかもしれない犯罪者の「恐竜ハンター」から「ピー助」を守りながら、故郷の日本に向かう姿は目が離せない。
こういう世界にいきたい。
夏休みの旅行にいきたいとねだったのびたのもとに、ブリキのホテルへいくためのトランクが届く。最初はものすごくエンジョイするんだけど、ドラえもんが誘拐されたり、地球からブリキン星にいかされたりして、トラブルも多くなる。ドラえもんぬきでそれらの問題に立ち向かう4人に勇気をもらえる。のびたが海底でドラえもんと再開するシーンはすごく感動する。食品工場でジャイアンと、すねおが食べてるパンとジュースがおいしそうで好き、サンタさんがちゃんといるっていうところが夢があっていい。おもちゃで戦うっていうのも、すごくわくわくする。大長編のなかでは一番すきだ。
やっぱり映画より漫画でしょって思いました
私はこの漫画の魅力は、何といっても映画を観るより楽しいと思ったこと。映画も映画で最高なんですが、漫画には、やっぱり負けます。漫画で見たとき何回もみたい場所を思わずめくりなんども見直した記憶があります。おもちゃや、ぬいぐるみの世界といったら簡単です。この漫画を見たとき黙々と、一気に読み、その後三回は見直しました。ドラえもんの漫画は何かもう一度見たくなるようなものもあるし、ドラえもんの漫画はこれ以外もどんどん出ています。おもちゃの国を救えることが果たしてできるの?と疑問にも思いながらはじめ見ていました。さすがドラえもんと思いました。もちろんすごく危険な目に合っても救うことができます。ドラえもんはやっぱりカッコイイ!