異次元の世界エルハザードのあらすじ・作品解説
「異次元の世界エルハザード」は、1998年1月7日から同年3月25日の期間に放映されていたテレビアニメである。 本作は1995年にリリースされたOVAおよび、それを元にしたTVアニメ「神秘の世界エルハザード」シリーズの続編であり、事実上完結編にあたる作品となっていたことでファンを中心に注目を集めていた。 しかし、そのストーリーは終始、「神秘の世界」シリーズの番外編的な内容で構成され、物語の舞台も作品タイトルにあるエルハザードではなく、異世界クレタリアを中心にして、主人公の水原誠らが次元移動を繰り返しながら冒険を繰り広げるSFファンタジーとなっており、どちらかといえばギャグ要素を強く押し出した展開の連続とラストシーンの結末も含め、作品全体の賛否はファンの間でも大きく分かれる結果となっていたが、その一方で、番組のOP曲となっていた「13月の革命」や、その旋律に沿って躍動するハイクオリティなOP用アニメーションなどは非常に好評を博していた。