六番目の小夜子のあらすじ・作品解説
六番目の小夜子は、NHK ETVの「NHKドラマ愛の詩」枠にて2000/04/08~2000/06/24まで毎週土曜に放送された、全12回のテレビドラマである。 原作は恩田睦の同名小説で、ドラマ版では小夜子や鍵、文化祭といったストーリーの根幹部分は原作から継承しているが、舞台が高等学校から中学校へと変更され、オリジナルキャラクターも登場する。2015年までに5回の再放送する人気ドラマとなり、DVD化もされた。 潮田玲(鈴木杏)は明るくて元気がよく、まっすぐな性格で皆から好かれていた。そんなある日、学校に「サヨコ」という不思議な言い伝えがあることを知る。 それは3年に一度、サヨコと名乗る生徒が選ばれ3つの約束を果たし、それが成功すれば大いなる扉が開かれ、3年後に再び新しいサヨコが現れるというものである。その3つの約束とは赤い花を飾る、サヨコを演じる、サヨコを指名することであった。 興味があった玲はサヨコに選ばれたふりをして約束の一つ・赤い花を飾るために向かうのだが、すでに赤い花が飾られていた。
六番目の小夜子の評価
六番目の小夜子の感想
原作とはまた違った面白さ
ミステリー作家恩田陸さんのデビュー作品の映像化です。NHKで少年・少女向けのドラマ枠ということで、内容はだいぶ原作と異なっています。が、原作にただよう「ノスタルジック」で、どことなく暗い雰囲気はとてもよく出ていて、著者の恩田陸さんも絶賛されていたように思います。この雰囲気をうまく出した最大の要因は、キャストありき!だと思います。今は大人気俳優・女優として活躍している、山田孝之さん・鈴木杏さん・栗山千秋さんが出演されているのですが、原作のキャラクターのイメージ!というわけでは決してないものの、「これはこれで、恩田陸作品のキャラクターとしてはありかも?」と思わせてくれました。栗山千秋さんは綺麗なロングヘアと強い目力が小夜子そのものでとても良かったです!そして原作ファンとしては、原作の一番のハイライトの文化祭シーンが映像で見られたことが何より嬉しい限りでした。映像化されるとより臨場感が増すシ...この感想を読む
六番目の小夜子の登場キャラクター
関根秋
よみがな:せきねしゅう 性別:男性 国籍:日本 住まい:母親と二人暮らし 所属:写真部 性格:クールで大人びた性格 特徴:正当な六番目のサヨコ 学年:心臓の手術をして長期欠席したため、2度目の2年生 両親:離婚している 予備校:千葉の予備校でレベルの高いクラス