逃亡者の評価
逃亡者についての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際にドラマを観たレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
逃亡者の感想
ドキドキ、ハラハラがたまらない
1960年代のアメリカのドラマをリメイクした作品。江口洋介(永井)の妻が殺され、子どもが重体。その容疑をかけられ、永井が入院中の子どもを守るために逃亡しながら身の潔白を晴らす話です。永井の家族を思う気持ちにとてもじーんとします。以前見たときは高校生だったため、家族愛というよりも刑事ドラマとしてみていましたが、結婚して、もうすぐ赤ちゃんが生まれる今、また違った見方もできとても切ないお話です。そして人の自分を守りたいという気持ち、その汚さがよく出ている作品でもあります。殺された妻の親である病院を守りたい院長、その院長を守りたい婦長。病院の中での自分の地位をあげたい医師。永井とかつての同僚に恨みをもち、恨みを晴らしたい刑事。自分の地位を守りたい警視総監。それぞれに動機があり、また悪役にでさえ感情移入してししまいそうになるところも魅力です。また音楽とカメラアングルも秀逸でその効果でよりドキドキハラハ...この感想を読む