太陽の黙示録のあらすじ・作品解説
『太陽の黙示録』とは、かわぐちかいじ・作による同名漫画を、テレビアニメ化したものである。WOWOWにおいて、2006年9月17日に前編の『海峡』が、2006年9月18日に後編の『国境』がそれぞれ放送された。また原作の漫画は、歴史小説「三国志演義」と小松左京氏の小説「日本沈没」をモチーフとした作品であり、第51回小学館漫画賞及び第10回文化庁メディア芸術祭・マンガ部門大賞を受賞した作品でもある。 近未来の日本をリアルにシミュレーションした作品で、大震災で富士山が噴火し、東京や大阪などの主要地域も地震の影響で水没し、琵琶湖を中心に本州の中間地点で分断され、5分の1にも及ぶ国土を失った、日本国民の行く末を描いた作品である。 本作品においては、原作コミックスの第1巻~4巻までの部分に当たる、日本の国土を分断した大震災発生から、台湾で避難民として生活することになった、日本人避難民達の姿を描いた部分までを、映像化した作品である。