それゆけ！宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコのあらすじ/作品解説

それゆけ！宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコのあらすじ・作品解説

「それゆけ！宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ」は庄司卓（しょうじたかし）による同名小説を原作とするアニメ作品である。OVA版とテレビ版があり、前者OVAは1996年から翌1997年にかけ刊行、後者テレビ版は1999年にテレビ東京系で放映された。いずれも監督は「リリカルなのは」シリーズなどで後に名を馳せた新房昭之が務めており、色彩感ある画面構成・小ネタの多用といった「新房節」は既にここでも存分に発揮されている。 ほかにドラマCDやコミカライズ版も展開されており、それぞれの描写や解釈の差を楽しむのも一つの味わいだろう。本作は他のマンガ・アニメ作品からのパロディ・オマージュが多数ほどこされているのも特徴となっている。 物語ははるかな未来、30世紀。人類は宇宙に飛び出して もはやスポーツ感覚となった「死なない戦争」で争い競いあっていた。主人公・山本洋子も高校生ながら「TERRA」勢力のスカウトを受けて宇宙戦艦パイロットとして参戦、自身の名を冠する「ヤマモトヨーコ」に乗り込み熱いバトルの場へと赴いていく。

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