ジョン・マクレーン - ダイ・ハードのキャラクター

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ジョン・マクレーンのプロフィール

本名ジョン・マクレーン
生年月日1955年5月23日
性格自警主義であり、職を失ってでも権力と戦う意思を持つ。
特徴頻繁に口汚くジョークを言い、自身が事件に巻き込まれる事をぼやいているが、なかなか死なない(=die hard)警察官として描かれ、生きる為の様々な知恵で逆境を乗りこえる。大きな事件に巻き込まれてしまう事が多く、世界一ついてない男と揶揄される。(シリーズ全5作中、第3作以外すべてで家族も巻き添えとなっている。)マクレーンは「Yippee-ki-yay, motherfucker.」と決め台詞を発している。「クソったれ」「イカれ野郎」など、2作目以降では「イッピカイエー、くそったれ!」と訳されている。
価値観第1作では「最も不運なタイミングで、最も不運な場所に居合わせる、最も不運な男であり、簡単には死なない不死身の男」。第2作では「場違いな場所に、間違った時に来た男」、「お前は間違ったときに間違った場所にいる間違った男だ」と言われて、「それが運命だ」と返している。第4作では危険な状況に陥って戦う事について「他に誰もやる奴がいないからだ」と述べている。
特技武器や爆薬の知識を幅広く持ち、全作通して敵から奪い取った様々な銃器のほとんどを問題なく使いこなしている。1作目においては強盗グループへの攻撃に入手したプラスチック爆薬に電気信管を大量に刺し、パソコンのブラウン管と椅子に挟み込んで高所から落として起爆する、という電気信管が衝撃に弱いことを利用する手法をとった。また、2作目において接触したテロリストグループのメンバーが使用していた拳銃が最新式であることを見抜き、手荷物泥棒で処理しようとしていた空港警察に警告している。
物語上での目的1988年、ジョン・マクレーンはでありニューヨーク市警察で11年間働いている刑事。妻ホリーは数ヶ月前に仕事の為ロサンゼルスへ引っ越していた。クリスマス・イヴ、マクレーンが妻の職場であるナカトミ・プラザを訪れたのと同時に、ハンス・グルーバーらテロリストたちが6億4000万ドルの無記名債券を狙ってホリーを含むナカトミの社員を人質に取る。ビルを人質もろとも爆弾で吹き飛ばして死んだふりをするというのが彼らの最終的な計画だった。マクレーンは彼らの眼から逃れビルを駆け回り、テロリストの計画を単身阻んだ。
愛銃愛銃はベレッタM92自動拳銃で1作目から3作目まで使用していた。4作目ではSIG SAUER P220自動拳銃に変えている。5作目では公務ではない休暇を利用した海外渡航だったため、拳銃を最初から所持していなかった。3、4作目においては自前の拳銃を後半で紛失しており、3作目では仲間からS&W M36を拝借、4作目では敵から奪い取ったベレッタPx4を使用した。
格闘術銃などの武器に精通している反面、格闘術に関しては得意としているわけではないようで、相手に掴みかかってがむしゃらに殴ったり、周囲の物品を武器として利用することで優位を保つなど非常に荒いファイトスタイルである。シリーズ通して敵と一対一での格闘戦では往々に窮地に立たされることが多く、一度倒したと思っても倒し切れずに逆襲を受けることや、最終的に格闘戦では勝てずに終わったこともある。
国籍・住まい・所属国籍:アメリカ合衆国(アイルランド系アメリカ人)。住まい:(第1作)ニューヨーク→(第2作)ロサンゼルス→(第3,4、5作)ニューヨーク。所属:警察官・刑事で、肩書きは警部補。
性別・別名・嗜好性別:男性。別名:カウボーイ、 ロイ、ビリー。嗜好:チェーン・スモーカー。第3作で彼がアルコール依存症に陥りかけた時、「人間をやめる2歩手前」と言われたのに対し「1歩だ」と冗談交じりに訂正している。第1作の悪役ハンス・グルーバーが「ジョン・ウェインにでもなったつもりか?」と訊いたのに対し、マクレーンは「ロイ・ロジャースが好きだった」と答えている。

ダイ・ハードの感想

最も第九の似合う男

クリスマスといえばもちろんこの男。死なない男、その名もジョンマクレーン!まあレビューといっても、知らない人なんてほとんどいないだろう名作ですから、あれこれストーリー解説したってしょうがないからしませんが、主人公マクレーンの魅力って、一体どこにあると思いますか?しぶとい意外に突出した長所もないハゲたおっさんが、どうしてこんなにカッコイイのか。だって基本的に戦い方はキレがないし、いっつもひぃひぃ言ってるし、弱音は吐くし愚痴はこぼすしそもそも口が悪いし性格も横暴だし、なぜなのか?なんてかね、そういう人間臭さが魅力的だったりするのかもしれないのかな。また演じてるブルースウィリスが、魅力的な人物という事も大きいですが、みっともなくても泥臭くても、最後は必ず助けてくれる頼りになる親父。もしかすると、理想の父親像をそこに見ているのかもしれないなあ。この感想を読む

5.05.0
  • ピッチャーピッチャー
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