病気がもたらしてくれたのは、最高の友情と最高の人生だった
自分もこう思うかもしれない・・・余命宣告に対する考え方この作品は数回見ているが、何度見ても自分の命との向かい合い方に共感が持てる。アメリカ映画はシリアスなシーンでもブラックジョークを言うような精神的余裕を感じる登場人物がよく出てくるので、実際にもそういう人が多かったりする国民性なのかもしれないが、表面上は冗談を言っても、自分の病状が良くないと知って落ち込む気持ち自体は、あまり国民性は関係ないのかもしれない。二人のがん患者の初老の男性が、病院の二人部屋で知り合い、最初は病気のせいでナーバスになっているせいかウマが合わないが、同病相憐れんだのか、徐々に共通する運命を背負った者同士のシンパシーが生まれていく。相手へのいら立ちがシンパシーに変化していく過程も見事だし、二人が余命を宣告されるシーンについては、特にモーガン・フリーマン演じるカーターが、「1000人に統計を取ったところ、自分が死ぬ時を知...この感想を読む
5.05.0
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