シンガポール・香港製作の最恐ホラーをリメイク
オリジナルのレビューがなくて書けなかったので、こちらに少し書きます。 オリジナルの怖さは超えていないですね。 この怖さはアジアだけがなせる業だと思います。 私もオリジナルを観たときに、製作がシンガポールと香港だと知って驚きましたけど(カンフーとかアクションのイメージが強かったので)。 香港はいいのつくりますね、インファナル・アフェアとか。 脚本が素晴らしく、私の好きなホラー映画で10本の中に入ります。 目が見えない怖さ、そして目が見える怖さ、色んな恐怖がこの一本に織り込まれています。 ストーリーもある事件を発端に筋が通っていますし、オリジナルはまれにみる傑作ホラーだと思います。 オリジナルの話抜きに、本作について述べると… どうしても納得いかないのはジェシカ・アルバが綺麗だということ。 目が見えないのに、おそろしく化粧ばっちりで、おそろしくスタイルいいからです。 どんな生活してたんでしょう笑 でもまあ、いい演技してたと思います。この作品でティーン・チョイス・アワード映画女優賞(ホラー部門)を受賞し、ゴールデンラズベリー賞最低主演女優賞(いい賞)にノミネートされたました。結局、パリス・ヒルトンが受賞しましたけど。 あと、灰色の幽霊らしきものは頂けませんね。オリジナルに出てきませんし、全然怖くないし。 交通事故の場面では、なぜ怒ってるのでしょうか。 あれがB級感を出してしまいました。 オリジナルで中華料理屋に出てきた舌ベロベロ母さんも出てこなかったですし。 そして最後大爆発がおきるシーン、オリジナルでは結局誰も助けられず、それなら見えない方がいいという結論に至るのに対して、本作では全員を助けて終わります。 それってどうなの。 これはオリジナルにも言えることですが、「現実と違う物が見える」というセリフはずっと現実を見てる人間にしか言えないセリフだと思います。 もう1つはこれもオリジナルにも言えますが、交通事故で亡くなった人の魂が見えるシーンは、『ゴースト』のパクリですね。 あと、自分の思ってる顔と周りから見えてる顔が違うという描写がありますが、なぜ周りから見えてる顔がいじめられて死んだ女性の顔なのか。 これが一番理解に苦しみます。
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