被害妄想です
タイトルの長さから、最近流行のライトノベルっぽい作品なのかと 勘違いされかねない今作ですが、 ページをめくると、真逆の内容が展開されるその落差に、 油断していたところを一瞬で打ちのめされてしまいます。 いやもうほんとね、主人公が気持ち悪い(誉め言葉)。 この漫画の本質は、主人公の気持ち悪さを楽しむ漫画ではあるのですが、 容姿、性格、言動の全てが、 だめだこいつ、はやくなんとかしないとレベルです。 ボッチあるある、コミュ障あるあると、 モてない女(喪女)あるあるを堪能できてしまいどころか胸焼けを起こしかねない作品です。 正直、もこっちが痛々しすぎて、笑えるというより哀れになってくるのですが、 ダメな子を見守る保護者の立場になったような気持ちで、 なぜだか読み続けてしまう作品です。 アニメ化もしまして人気が出てきた今作ですが、 もこっちをかわいく売り出すのだけはやめてほしい、そう切に願っています。 もこっちが気持ち悪いからおもしろいんだぜこの漫画!
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