大人が観る映画
子どもの時に一回観ましたが、その時は何のこっちゃあまりわからず、 大人になってからもう一回観返した時に、号泣しました。 宮崎アニメは、みんながあたたかくて、悪者も憎めなくて、でもずるくて、本当によく人間の心理がわかっているな~と思うのですが、今回は豚だったので、ちょっと心理がわからないところはありましたが(笑) 最後、マルコとジーナがどうなったのか、マルコが人間に戻ってジーナとの恋が実ったのかわかりませんでしたが、二人はきっと幸せになったのだろうなあと思います。 特に、最後の加藤登紀子さんの「時には昔の話を」は、すごくすごく心に沁みて、物語のための歌だとは思うのですが、「あの日のすべてが空しいものだと、それは誰にも言えない」のところで、本当に泣けてきて、色々思い出しました。 この映画は、自分自身の過去を見つめなおし、それを浄化していくというか良い思い出にしていくための映画なのかなあと思いました。
- あなたも感想を書いてみませんか?
- レビューンは、作品についての理解を深めることをコンセプトとしたレビューサイトです。
コンテンツをもっと楽しむための考察レビューを書けるレビュアーを大歓迎しています。 - 会員登録して感想を書く(無料)