じわりじわりとくるサスペンス
登場人物が多いわけではないけれど、人間関係がわかりやすいからこそ「え、まさかあの人が・・・・・・」的な背筋がゾクゾクしてくるサスペンス作品です。 アメリカの砂漠で車が故障して途方に暮れたところに、親切なドライバーが通りかかって妻を先にダイナーへ連れて行くものの、夫がダイナー行った時には妻はいなかった。ここでまた途方に暮れる。もう駄目だと思ったそのときに、妻を誘拐した犯人から身代金を要求する連絡が入るが、なんと犯人は・・・・・・。というストーリー。 広大なアメリカならではの話と言いますか、こんなことがあったら非常に恐ろしいです。車がないとアメリカは生きていけない国なので、もし車が故障して困っているときに親切を装った強盗に甘い言葉をかけられたら、あやしいなんて思う暇もなく同調してしまうかもしれません。 日本ではありえない話なので、もし自分が砂漠の真ん中で車が故障したらどうなってしまうのだろうかと想像力を働かせてこの作品を見ると、怖さが増すかもしれません。
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