脚本、演出、配役すべてツボな作品。 - 未来講師めぐるの感想

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ドラマレビュー数 1,144件

未来講師めぐる

4.504.50
映像
3.20
脚本
3.70
キャスト
4.10
音楽
4.00
演出
4.20
感想数
1
観た人
3

脚本、演出、配役すべてツボな作品。

4.54.5
映像
3.2
脚本
3.7
キャスト
4.1
音楽
4.0
演出
4.2

目次

子供たちの未来がみえる塾講師

深田恭子演じる小・中学生向けの塾の先生が突然生徒たちの20年後が見えるようになります(笑)そこはさすが脚本が宮藤官九郎。設定としては面白く観ているひとだけ分かればいいという感覚なのか。とにかくフカキョンがお腹いっぱいになった時だけ未来がみえて子供たちの将来をどうにかしようと奮闘する話です。

おじいちゃん扮する地井武男も同じ能力があり、しかもその能力があることをただの自慢だといい、お腹いっぱいにならないよう腹八分目にしたり散歩したりします。その散歩をちい散歩ならぬじい散歩といじったり、ましてや徘徊とまで言われる始末。家族構成も面白くお父さん扮する船越英一郎は借金まみれで別れていたと思っていたお母さん(榊原郁恵)も同じ能力があるのがのちにわかります。借金まみれのお父さんと音信不通だったお母さんは実は一緒に暮らしていて能力を使い新宿に母として占い師として金儲けをし生計を立てていたというオチ。また母親の弟もその子供も能力があります。家族構成がめちゃくちゃだけど演出や設定でどんどん面白くなっていきまた配役もいいです。

彼氏役の勝地涼が時給900円のホットドック屋さんで働いていてローラースケートでめぐるの窮地に現れホットドックを渡しお腹いっぱいにさせたりキザなセリフを言ったりしめぐるの手助けをしたりし一番面白い、役に立つ存在でもあります。

配役の秀逸さ

武田真治扮する塾長が塾の名前をコロコロ変え毎話ごとに塾名が変わるので覚えられません。一番笑ったのが大田光アカデミー。自分の名前の大を入れたいがもはや人名になっちゃて誰が経営しているのか分かりません。毎話ごと塾長が名前を考えていますが途中ヅラだとばれてヅラアカデミーになったりもします。一番特記すべき点はめぐるの同僚で好意を寄せる塾講師を星野源が演じていることです。江口秀夫という役名でエロビデオと呼ばれたり実際AV好きで解説ができたりし気持ち悪さがこの時の星野源にぴったりハマっています。また校歌ならぬ塾歌を星野源が作りその歌がいい歌だったりします。またドラマは違いますがクドカン脚本の11人もいる!でも星野源が歌を作りその歌を持って老人ホームなどを回ったりします。とにかく星野源好きには観てほしいドラマです。

また生徒の母親役で高橋由美子が出てきますが南くんの恋人を観ていた世代からすると感慨深いものがあります。(武田真冶が南くん)リメイク版でフカキョンと嵐の二宮も出ていますね。

小ネタやパロディが散りばめられていて1度観るだけではなく何度観ても面白いドラマだとおもします。

クドカンだからこそ書ける

池袋ウエストゲートパークを観てクドカン脚本のドラマにハマった私としてはとても思い出深いドラマです。木更津キャッツアイやマンハッタンラブストーリーに出ていた塚本高史がめぐるの幼馴染役で出ていたり(船越英一郎もマンハッタンラブストーリーに出ています。)クドカン自身が所属する大人計画の劇団のかたたちも出てきます。有名どころだと荒川良々がめぐるのいとこやくで出演しています。

また家族愛だったり生徒と教師の関わり、生徒の親がモンペ(モンスターペアレント)としてジャガー横田が出てきたり10年前の作品とは思えないくらい色んな世代に突き刺さる作品だと思います。

またフカキョンがめちゃくちゃかわいい。少し?ぽっちゃりしたイメージがあるおかげでお腹いっぱいになると未来が見える設定もフカキョンが演じるととてもキュートでほっこりとした気持ちで見れます。クドカンはあて脚本をする(出演者が決まってから脚本を書き本人に合わせた脚本、設定にすること)らしくフカキョンからしたら年頃の女の子がちょっと・・・と思いますが。またクドカン脚本の11人もいる!ではデブの女の子が出てきますが広末涼子演じる母親に「デブも才能のうちだよ。人を笑わせられる。」というシーンがありそうゆう考え方もありだなと思った記憶があります。

生徒のために一生懸命奮闘し・・・とフカキョンが頑張るように思えるドラマのようですが実際は沢山邪魔が入ります。

彼氏演じる勝地涼(最近、AKBのあっちゃんと結婚しましたね・・・)の20年後はズルむけのぷよぷよになりこれは田口浩正さんが演じていて残念な感じになっています。田口浩正さんは1人2役らしく警察官としても出てきてカラオケで松山千春の季節のなかでを熱唱するシーンは意味が分からないですがおもしろ過ぎます。(め~ぐるめぐる季節のなかで~と声量のある歌声でめぐるを連呼するので彼氏なのかただの警察官ののかよく分からない。誰も分からないのでクドカンのお遊びだと解釈します。)

また10年前、誰が想像出来たであろう星野源がおかっぱ頭でAV好きの気持ち悪い塾講師役にぴったりはまっていた人が紅白3年連続出場して大活躍しているとは・・・

ドラマの中での20年後は資格マニアでエリートになっているので悪しからず。

色々言いましたがたまには10年前のドラマを見てみてはいかかでしょうか。自分も深夜ドラマで見て楽しんでいましたが今、家事育児に追われる生活を送っているとは想像も出来ませんでした。

また、ちい散歩が大好きで地井武男さんがあんなに早く亡くなるとは思ってもみませんでした。

最後に小ネタ。クドカン脚本の監獄のお姫さまでの1シーンで伊勢谷友介演じるやり手のイケメン社長が自身の会社提供のかねもち散歩に出演し歩いて200メートルくらいを指さし「あそこに行ってみましょう!ヘイ!タクシー!」というシーンは秀逸です。そしてまだ地井さんが生きている気がしてちい散歩が放映している気がしてしまうのです。

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