魔法少女ちゅうかなぱいぱい!の評価
魔法少女ちゅうかなぱいぱい!の感想
女の子の時代
時代の変化「ウーラーナ、シャイオパラ、タイオパラ、カーサイターボゥ」の呪文と共に、華麗な中華衣装に変身して様々な問題を解決してくれるぱいぱいは、当時の女の子達の憧れの的でした。それまで放映していたのはロボットものが多かったし、他の作品でも女の子が一人で戦うストーリーはなかなかありませんでした。時は昭和から平成へと変わり、どちらかというと女性の立場が強くなった頃でした。歌番組でも、プリンセス.プリンセスが活躍したりと、何かと女性の活躍が目立った平成元年。それに合わせて作られたのが、この『ぱいぱい』ではなかったのでしょうか?彼女の存在が、この後の作品に多大なる影響を与えたのは言うまでもありません。『いぱねま』や『ポワトリン』も彼女がいなければ存在してはいなかったでしょう。ただ、かなり古い作品である『コメットさん』をかなり意識しているような気がするのです。人間の家に居候したり、ステッキで解決し...この感想を読む