編別で読んだA-BOUT! - A-BOUT!の感想

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A-BOUT!

4.254.25
画力
3.75
ストーリー
3.75
キャラクター
4.00
設定
2.25
演出
3.25
感想数
2
読んだ人
2

編別で読んだA-BOUT!

5.05.0
画力
3.5
ストーリー
5.0
キャラクター
4.5
設定
3.5
演出
4.0

目次

VS東郷編!友情の強さを見せた朝桐。

この回で重要なのは、やはり瀬下の存在ですよね。瀬下というと、初期段階ではかなり弱い、実況キャラだろうというイメージでした。でもvs砂原戦ではかなり根性見せてましたよね。あとは、かつてボクシングを習っていたかのような描写も少し盛り込まれていましたよね。とにかく瀬下は、いつも朝桐といるキャラだったので、そこで二年に目をつけられてしまうって、残念ですね。それにしても、光嶺で1年がスコアボードを使うなんて事はなかったんじゃないかと思います。それほどのことをやるとは朝桐も相当な度胸ですよね。それほど瀬下を殴った奴が許せなかったのかもしれません。そこで、朝桐だけじゃなく砂原や柾木、大門寺が付いて来るという展開もアツいですよね。そして、まさかあんな序盤で東郷とぶつかるとは驚きました。二年でもトップクラスの東郷が出てくるなんて、朝桐も厄介な相手に目をつけられましたね。それなのに勝つって、まさに下克上だと思いました。この回で、朝桐ホントに強いキャラだなって一気に思うようになりましたね。

vsLSD編!光嶺の本気が現れる!

LSD編では、光嶺の本気を感じることができましたね。普段は派閥に分かれていがみ合ってる光嶺ですが、いざ敵が仕掛けてきたとなると、ものすごい統率を見せましたね。そして、樋口派の強さを再確認しました!やっぱり樋口の右ハイキックは効きますね。天知のワンツーより強いかもしれません。さすがは、朝桐を一発で落とした技ですね。そして、朝桐達のやられようがとにかくエグかったですね。もう顔面血だらけで必死に闘ってましたが、降井とのバトルも凄まじかったですね。しかし、降井もさすがに元光嶺というだけあってパワーがスゴイですよね。カトケンには脅しによってバトルを終わらせましたが、もし素手の殴り合いになったら、もしかしたら負けていたのはカトケンの方だったかもしれません。それにしても、光嶺が助太刀に来たにも関わらず、最後まで降井とやりあった朝桐もやっぱり強いです。樋口から評価を受ける描写では、さすがに驚きました。わかりずらくはありましたが、まさか三年が一年を褒めるとは、本当に珍しいと思いました。しかし、今回樋口があまり手を出さなかったところを踏まえて考えると、樋口派がもし本気でLSDを潰しにかかったらどうなるのか。というのが気になりますね。さらに、童門派、吉岡派も加わるとなると…なんて考えると、本当に飽きない作品だなぁと思います。とにかく、光嶺の強さが存分に発揮された回だったのではないかと思いました。

一年最強決定戦編!朝桐一派以外にも強キャラがこんなにいたのか!

一年最強を決めたこの回。まず驚いたのは、この一年最強決定戦に参加したキャラの数でした。風間、紫、綾瀬に関しては、それぞれ柾木、砂原、朝桐とタメ張れるなんて強いですよね。正直、LSD編からの事も踏まえて考えると朝桐一派が一年最強である事はほぼ確実だと思っていましたが、ここでまた良い意味で裏切られました。樋口派も童門派も、こんなに強い駒がいたなんて…まずは風間ですね。柾木と互角に渡り合える実力を持っていたわけですが、恐らく本人も言ってましたがスポーツでは光嶺一位かもしれませんね。何をやらせてもソツなくこなせそうなオーラがガンガン伝わって来ました。しかも、柾木戦で野生を覚えたものですから、この先どう進化するのか、鬼に金棒のような、恐ろしさが残りますね。同じく童門派の紫ですが、まずケンカって、リーチが長いだけで相当有利だと思うんです。そんなリーチを圧倒的に誇ったのが紫でしたね。しかも恐れが無い。そこが強いです。あのリーチとあの大技、もう究極のコンボですよね。そこに飛び込んでいった朝桐、本当に馬鹿で強いんだなと改めて思います。そして樋口派、綾瀬とその相棒、古舘が輝きましたね。古舘に関しては高校生にしてすでに一生モノの傷を負っているわけですが、どれだけの修羅場をくぐり抜けて来たんだと思いますよね。そして、綾瀬の運動神経がとにかく高かった。壁を蹴ってから人を蹴るなんて、実際に演出としてやるにしてもかなりの技術ですよね。それにプラスアルファで相手にダメージまで与えるって運動神経ハンパじゃないですね。

最終決戦編!樋口と正面からやり合える一年!

なんだかんだ、個人的にはこの回が一番ハラハラしました。初期段階で一撃でやられてしまった相手と、同等に戦うほど成長した朝桐を見ていると、ページをめくるだけで過去のシーンが回想されます。たしかに、何回死にかけたんだって話になってきますよね。東郷にやられ、降井にやられ、北条にも、直前に吉岡にもやられてました。それでも最後はギリギリの所で勝ってきたんですよね。さすがにこのバトルシーンは感動しました。そして、最後に疑問として残るのは、ベストコンディションで2人がやったらどうなるのか。という問題ですよね。闘いの直前まで、樋口は童門、朝桐は吉岡という強敵とやりあってるわけですから、2人のガチの闘いが、最後に少しだけ疑問に残るところです!!

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シリアス?ボケ?どっち???舞台は最強にして最凶な喧嘩が強い奴らが集まる、光嶺高校。そんな中中学から無名の主人公朝桐が転校してきたが、一見なんに変哲もない高校生ではあるが喧嘩をしてみると人が変わったように強くてかっこいい。時々わかりやすすぎるボケを入れ込んだりと寒いって思うときもあるが、秀逸なボケを兼ね合わせシリアスな場面でそれをやってのけると思わず吹いてしまう。時々シリアスなのかそうでないのかわかりにくくなるシーンが多い。そこのギャップがまた面白い。しかし、時たま読者を混乱させてしまうこともしばしばあると思われる。THE 男の友情1年ながらも頭角を現しつつあった朝桐であったが現1年トップとされるまさきと激突。まさきは極悪やんちゃなイケメンクソ野郎だが朝桐と喧嘩したさい、彼の中の何かが朝桐を感じ取り、やがてファミレスなどで一緒に食事をするまでになる。そういったライバルから友達の逃れが毎度毎度...この感想を読む

3.53.5
  • ヤコブヤコブ
  • 91view
  • 1009文字
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