優しい気持ちに
癒しキャラクター
ナツメは人に優しく、友達思いで、おせっかいだ。実際、肉体的にも弱く、あやかしを倒すことができない。いつも師匠であるニャンコに助けてもらっている。しかしながら、友達が大好きで友達のためなら自分の体も犠牲にするほど強い思いを持っている。さらに、とてもやさしいためアヤカシとでも友達や絆を大事にしている。そこは陰陽師たちと異なるところだ。彼らはアヤカシは人に害をなすものと確定している。つまり敵としている。だが、悪いアヤカシだけではなく人間のために尽くしてくれるアヤカシの存在もナツメは理解しているため、しばしば陰陽師たちと考えが衝突している。彼はいつも独りでいて能力を隠しているため、見えるということも友達に隠している。そのことで葛藤している姿は見ていて悲しい。アヤカシのことを見ていなければたしかに情緒不安定なのは間違いない。
いつもニャンコ先生はナツメを助けている。優しく、時には厳しい現実をナツメになげかける。ボデぃーガードであり、師匠のような存在にはうってつけだ。ナツメのことを理解し、名前を返すことをいつもなんだかんだいって手伝っている。実はとっても強いのだが、優しくて癒されキャラでとおっている。タキには苦手意識があり、いつもモフモフされているのは見ていてとてもおもしろい。
そのタキは陣を使ってアヤカシを見ることができ、ナツメのほんとうの能力を知っている人の一人。いつもナツメを理解してあげることができる大切な仲間だ。ただ、陣が使えるのになんでいつも使ってアヤカシとコミュニケーションをとらないのであろうかと疑問をもつ。たしかに、最初の段階で危険なのはわかっていたが、小物のアヤカシぐらいなら問題ないと思う。
タヌマもナツメのことを理解してあげることができる一人。実際にアヤカシの存在も感じることができるため、ナツメの手助けしてあげることができる。いつもナツメとのやりとりには友情とはこおいうものかと感じさせてくれる。
ナツメの友人たちのアヤカシも印象的でいつもさわがしくておもしろい。いつもおもいっきりハイテンションだ。
アヤカシと人間
このアニメではアヤカシと人間の衝突がほんとうにおおい。まるで動物と人間のようだ。アヤカシは人間を食べることができる。そんな中でもナツメはどうやったらうまく、仲良く一緒に生きていくことができる方法をさぐっていることが分かる。鏡を探すアヤカシの話では必死にアヤカシのために行動するナツメの姿が印象的だ。そのアヤカシが仲間に合うことをタヌマとタキとともに助けた。きっとナツメがアヤカシがすきなのは癒しがほしいからなのだと私は考えいている。また、アヤカシも癒しがほしい。
ただ、アヤカシからするとナツメは危険でもあり、ときには不気味な存在であるのだろう。ナツメをしっているものなら仲間として受け入れられるが、そうでないものからするとアヤカシに話しかける不思議な人間にしか見えない。人間の中には陰陽師のような人もいるため、警戒をとけなくて、ナツメに威嚇するものもいる。ほんとうにコミュニケーションが難しいところだ。
このアヤカシと人間の役割が私たちに不思議な感覚を与えてくれることがある。それは何かを感じてほしいという感覚だ。たまに神社や歴史に関わった話があるが、そこでは日ごろ神社に行く人には「そいえばこの神社ではどんな神様がいるのか」ということを考える機会を与えてくれている。古くからの伝統や儀式であったり、祈りであったり、たくさんのことを思い描くことができる。思い描いたときに不思議と夏目友人帳を思い出すことになるだろう。そおいう謎な印象や考える機会を与えてくれる印象的なアニメだ。参ではとくにその兆候が強い。森のしきたり、神様、伝統、全てかかわっている。
暖かくさせくれる音楽
このアニメでは音楽がほんとうに優しい感じだ。助けるところ、仲間と一緒にさわぐところで、それぞれの状況にあった音楽が流れている。そこがこのアニメでのストーリーに深みを与えている。おそらくハーブが使われていることが関係していると私は推測している。ハーブは利くだけで癒しの効果が発揮することがあり、好きな人も多いはずだ。
オープニングもすばらしいくて印象的だ。yutubeで再生した人も多いはず。
ストーリーの進め方
このアニメではサザエさんのように一話ずつ完結していくようなときもあれば、陰陽師の対決のように進めていくことあり。内容を把握することが難しいときがある。飛ばしても理解できる話であるときがあるが、大体名前を返すときがそれだ。陰陽師や自分の友達に関わるときはストーリーとして進んでいくことが大半である。もちろん、それは分かりずらいという短所ではあるが、バランスが取れているという意味では長所である。時には進めて、時にはとめる。そうすることでしばらく忙しくて見れなかった人、読めなかった人でもすぐに追いつくことができるだろう。
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