自衛隊をより身近に
自衛隊のおもしろさ
まさかの自衛隊の同人誌オタクが中心にストーリーがまわる。その意外性の設定としては実におもしろい。しかも、自衛隊の精鋭であるレンジャー部隊にもいたという最強設定。女の子のアニメキャラがとにかく大好きで、普通の世界ではフィクション扱いにされるようなキャラが出現するため、かなりテンションが上がっている姿は変態的だ。しかも異世界ででてくる女性キャラのスタイルもいいためセクハラもたびたびしている。大体ストーリの中ではローリーはかなり被害にあっているように思う。まあ、必ず最強パンチをくらうのだが。以上のようなことがこの作品では見られるので固いイメージのある自衛隊に対して好感をもって見ることができる。また、自衛隊の作戦の仕方もフィクションとはいえ、現実的で、空挺部隊のシーンはより自衛隊作戦の実践イメージを持つことができる。ただ、さすがにドラゴンには苦戦をしいられていた。架空の世界でつねに最強動物であるとされるドラゴンとの対戦は迫力があった。掛け声から武器、兵器まで実際に存在するものをモデルとして作っているため、それらを通しても自衛隊を知ることができる。また、戦闘ということに対していろいろな国の部隊が出てくる。アメリカ、中国から数多くでてくるため、その戦闘も目がはなせない。
多用なキャラ設定
レーレーはとくにかわいくてすばらしい。魔法もできて性格もよくて、頭もよくて強い。彼女は日本と異世界との重要な通訳として活躍する。彼女はさきほどもうしあげたように頭がいいので現実世界の化学と魔法を融合して技を使うことができる。このアニメではローリーの次に最強といっていいだろう。老子とのやり取りもコントのようで癒される。特に手から放たれる玉を発射する技は迫力満点だ。また、イタミが大好きなところも好感が持てて応援したくなる。トュカ同様にイタミと一緒に旅をつづけていくのに大事なキャラクターだといってよい。トュカはエルフの癒し系キャラ。魔法も使えて冷静に状況を分析する能力は高いといってよい。また、ドラゴンとの戦闘時の魔法ビームはやばい。一方でローリーは欲と感情に身をまかせて戦っている。さすがの神。また銃の玉も体にはいっても出せるので自衛隊と戦っても勝てるだろう。たびたびセクハラを受けているわりにイタミ大好きなのはレーレーとトュカと一緒だ。しかも武器が独特で重そうだ。どれだけの力を持っているのかはかりしれない。イタミとあわせたこの四人のコントのようなやり取りは笑える。恋愛関係になりそうで結局ならないというところにいつも落ち着いている。クリバヤシの突っ込み役も見ていておもしろい。いつも気が荒くて怖いイメージだが正義感が強く、彼女を主役にしてストーリをまわしたらば女性の騎士道物語になっていただろう。
異世界との関係性
異世界ではドアーフ、エルフ、神、ドラゴン、バにー、メデューサなど異世界や神話ではよくでてくるようなキャラクターは出し惜しみせずに出している。これだけの普通のアニメでは最強キャラとして設定されているはずのだが、技術は進歩していないため、自衛隊は負けることがない。政治も元老院があって話し合いも昔のローマでやるような格好をして議論している。交渉戦術もそこまで高いとは感じられない。さすが、日本というだけあって交渉を有利するために人質の変換というカードを使って、情報や譲歩を引き出している。戦闘に関しては作者の想像力はすばらしいと思う。一言に魔法といってもたくさん創りだすことができ、設定も難しい。魔法があまりにも最強すぎるとアニメ自体がおもしろくなくなってしまう。ピニャやその他の騎士団の設定も昔の女剣士を思わせる設定になっている。ただ、女性騎士団が結構異世界では強いので、疑問はもつ。もし、自分が異世界人だったらどう感じるか、新しい技術、文化に対してどのような観点を持つのか想像してみるとこのアニメはよりおもしろくなるだろう。帝都との水面下での交渉がクライマックスとして描かれているが、そこにたどり着くまでの戦闘が私はこのアニメで一番大切な部分だと考えている。戦闘を活発化させるところで自衛隊を活躍させて場に迫力を出し、ストーリー展開をより深く掘り出すことに成功している。
女性キャラ最強説
数多くの女性キャラが出てくるがみんなかわいくて強い。とくに体が洗練されている。通常体脂肪率を落とすにはランニング、水泳、筋トレなど、たくさんの方法をためす必要がある。しかしながら、ただ体重を減らすだけでは、またすぐに太ってしまう可能性もある。そうならないためには太りにくい体を作ることが重要になってくる。男性にとっては有酸素運動で体脂肪率を減らし、筋トレを加えることで男らしい体を魅力的に見せることができる。女性も負荷の小さい筋トレと有酸素運動をすることで美しいヒップラインを見せることが可能になるのだ。中でもローリーは戦闘もスタイルも最強だ。
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