不気味な村に潜む謎
エロスがすごい
自分は子供でしたが、22時ごろあるTVドラマ1週間のうちにある30分間を、楽しみでみておりました。横溝正史シリーズとして毎1週で完結のストーリーものがあったのです。横溝正史自体は、そこまでの表現をしていないようにしているみたいですけど、女の人が好きな人に引き裂かれ、閉じ込められて強姦されたり、あかちゃんが背中におおやけどを負わされたりと、それは残酷なものでした。今でいうとR15に値するから「八つ墓村」って放映されないんですかね。あんまり表現の禁止をしていても子供っていうのは残酷なものだから、違うところでみたりしてますよ。
俳優さんが好きだった
古谷一行さんのハンサムぶりが素敵でした。よれよれの帽子と着物なのにかっこいいなんて。あと、とどろき警部との、かけあいが好きでした。歌もお上手で挿入歌を歌われております。調べたら1969年と1971年にも放映があってるんですね。最近では古谷一行さんは、渡辺淳一さん原作の作品に、出ていて、それはすごかったです。ラブシーンやってもいやらしくない人っているんですね。他にいろんな人が”金田一耕助”を演じていますが、私は古谷一行さんが好きです。
田舎の陰湿さが出ていた
八つ墓村は、陰湿で家と家との確執とかが書かれていたと思います。そもそも”家”ってなんでしょう。守るものは、名声と見栄だけにほかなりません。ふとおとずれた金田一溝助でしたが、そこだけが、明るく息吹を吹いているように見えました。「八つ墓村のたたりじゃー。」という名文句が、お笑いにも出たように、「八つ墓村」っていう作品は時代に浸透していました。とにかく女の人がかわいそうだな。と思いました。時代背景も昭和の中期という感じで、ロマンチズムを感じます。隠し部屋に女の人を閉じ込めて強姦するという設定は、見る大人を興奮させてよかったと思います。今でいうとこういう種類の事件って警察はちゃんと動いてくれるのかな。と思います。痴情のもつれとのことで、簡単に処理されてしまうのではないでしょうか。人の心まで、はぐくんで、事件を解決に導く金田一耕助。魅力的な人間だと思います。話は違うけど、私は古谷一行さんの入浴シーンが好きでした。とどろき警部と、お風呂にはいって満喫して、ほのぼのとしてよかったです。女性だって男性の入浴はみたいですよ。またTVドラマで「八つ墓村」やってくれないかな。と、思います。
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