ギャグ漫画日和の面白さ - ギャグマンガ日和の感想

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漫画レビュー数 3,136件

ギャグマンガ日和

4.504.50
画力
3.50
ストーリー
3.75
キャラクター
4.25
設定
4.50
演出
4.38
感想数
4
読んだ人
5

ギャグ漫画日和の面白さ

4.54.5
画力
3.0
ストーリー
4.5
キャラクター
5.0
設定
5.0
演出
4.0

目次

短編集は簡単な様で難しい

たまに続編という形で続き物があるが、基本的には短編を集めた漫画。

作品数が多ければ多いほどネタに詰まる。特に現代日常系は日頃の生活や過去の思い出を呼び起こしながら面白可笑しく改変したり、一つのワードから連想し時に体験して漫画を描いていく。

作者の増田こうすけの日常生活の見方はとても斜めでありとてもユーモラス。バレンタインデーでチョコが貰えなくて手が大きくなるなんて発想は普通の人間には出来ない。

そこがギャグ漫画日和の面白い所であり不思議な所になるのだと思う。

偉人達の活躍

ギャグ漫画日和といえば聖徳太子や松尾芭蕉を思い浮かべる人が多いと思う。

現に人気投票はこの二人がでる物語の人物が上位に入っている。

他にも日本だけでは無くコロンブスやマゼラン等海外の偉人達もよく出てくる。

大抵が上司に当たる人物がどうしようもないキャラでボケを展開していく。なぜならそれが非日常的であり、上位だからこそやっていけるという現実的な要素があるからだ。

聖徳太子という人物は臭くて仕事をしないちゃらんぽらんなキャラで描かれているが、何故かファンの間では本当はやればできる子。という概念がある。

歴史上の聖徳太子の行いがそうさせているのかもしれないが漫画の中でこんなシーンがある。

ギャグ漫画日和巻の3「煬帝怒る」の中で唯一太子がまともな仕事をするところだ。隋の皇帝に渡す文章を書き妹子を納得させている。大抵まともな事をする時は実際の歴史的行いが多い。その後の漫画の中で太子がきちんと仕事をする描写は見当たらないがそのワンシーンの印象がファンの間で想像を膨らませるのだろう。

ちなみに歴史的人物は皆そのままの名前で登場しているが何故か千利休だけ万利休として登場している。

増田こうすけという人物

2000年に単行本1巻が発売され1年に1巻というペースで連載してきた。

月間少年ジャンプからスクエアに移ったりしているが面白さは相変わらず。

絵柄が合わないと数巻で終わってしまう人もいるだろうが正直慣れる。イケメンが本当にイケメンに見える。

増田こうすけは発想こそ素晴らしいが背景まで全て自ら行っているところも見所だ。たまにアシスタントを雇ったりしているが基本は1人。この味のある風景や背景は増田こうすけだからこそ出来ることだ。何度も何度も読み返している人は背景のちょっとした所を見ていくと面白いかもしれない。地味に伏線が敷かれている事もある。

ギャグ漫画日和ではないが「神々と人々の日々」という漫画も同時連載を始めた。日和の方にその宣伝が載った時正直これもネタだと疑ってしまっていたがこれも面白かった。短編集ではなく長編ものだが1話1話完結している為気軽に読みやすい。

ギャグ漫画日和の最終回は松尾芭蕉と河合曽良の旅の終わりだと増田こうすけ本人が言っていた。ギャグ漫画日和GB2巻にて日本一周をし終わった時は本当に切なくなったが、もう一周始まったのでまだまだ楽しめそうだ。

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ギャグ漫画日和

歴史上の人物様々な歴史上の人物が登場します!わたしの一番のお気に入りは、、、と言ってもたくさんいるのですが、やっぱり松尾芭蕉です!弟子の空君とのやりとりがめちゃくちゃ笑えます!そして、松尾芭蕉がいつも鞄に付けているマーフィー君人形と言うキーホルダーがあるのですが、それが大好きでジャンプショップで買って常に携行しています。笑 なんとも言えない表情のマーフィー君がとてもとても癒されます。。。次に好きなのはやっぱり聖徳太子です!ハーブの香り♩聖徳太子♩イケメン過ぎて困っちゃう♩この歌?がいつまでも頭から離れません。笑 松尾芭蕉も聖徳太子もボケキャラなのですが、多分個人的にボケキャラが好きでこの2人が好きなんだなーと思います。ただ、空君と妹子というツッコミキャラあってこそなので、やっぱり2人揃ってこそなんだなぁと常々思います。かなりシュールこの作品は、かなりシュールな物になっております。シュール...この感想を読む

5.05.0
  • ぱぴ、ぱぴ、
  • 153view
  • 1019文字
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絵が下手すぎて逆に面白い

1巻2巻くらいまでの勢いが一番面白かった。3巻以降の中だるみなのかアイディア不足なのか、新キャラへの愛がほぼ感じられない。1巻のペリーとその娘やゆきちゃん、聖徳太子と小野妹子のキャラ設定がかなりシュールで笑いをとっている。そして何より本当に絵が下手で、狙って描けるような下手さではないのがなぜか面白い。ギャグ漫画の巨匠漫画★太郎のように実はすごく表現力があるタイプではなく、うすた京介をとても下手にしようなシュールなタイプけれど週刊ジャンプで受けるような内容でではなく割と大人向けのブラックな話題が多め。初期に登場する聖徳太子と芭蕉については少々調べて書いたのか歴史上の設定が割とネタに入ってくるのに対して、利休や安倍清明に対しては名前と服装だけでほとんど歴史に触れてないところもすごく雑でやはり初めのころに作ったキャラへの愛なのだろうと感じる。海外の偉人としてはペリーとライト兄弟が個人的に面白...この感想を読む

4.04.0
  • 愛沢かすみ愛沢かすみ
  • 278view
  • 537文字

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