とても勉強になったドラマ
こんな現実が存在する
こんなことあるの、外国のはなし?なんて思ってしまったくらい、この問題について、まったく知識がありませんでした。
戸籍がない、なんてこといまの日本に存在する問題だなんてまったく思っていませんでした。
はじまりは夢が現実に、から。
アルバイト先のケーキやさんで、日々の頑りや、将来を見込まれ、海外に研修に行けるこになった主人公。
母親と妹と三人で暮らしている主人公、裕福な家庭環境ではなく、アルバイトをしてながら、自分の腕をみがき、パティシエの夢に邁進している日々。大きなチャンスをアルバイト先から勝ち取ることができ、夢にむかって着実な一歩を踏み出すはずだった。
海外へ行ったことのない主人公はもちろんパスポートもなく、アルバイト先へ提出する書類を申請しようと区役所へいく。
が、書類がもらえない...
最初はそんなものなのか、と素直に引き下がるも、書類は一向に発行されず。
アルバイト先からも書類を整えるようせっつかれ、焦り出す主人公。
どうしてもらえないのかを不安に思い、物語は進んでいきます。
わたしは存在しない?!
書類は「もらえない」のではなく、「つくれない」からだった。
主人公は戸籍に存在しないひとだったから。。。
そんなことあるわけない!なにかのまちがい!となにか自分を証明するものがないかと、なる。自宅にある大切なものを、いれてある場所をひつかきまわして自分の身分証明書をさがす。
家族の健康保険証を発見するも、おかあさんと妹のなまえのカードしかない。
やはり、戸籍上では存在しないのとになっていることが判明する。
戸籍を取り戻して、ちゃんと存在することを証明する...
なぜそうなったのかドラマではきちんと書かれています。
いろんな法律がからんでいるものの、こどもをまるために無戸籍になるとか信じられないと思いながらも、そんなこどもが日本にもたくさんいることをはじめて知り、衝撃をうけながらドラマを見ていました。
離婚や再婚は、いまではそんなにレアなことではないように感じます。離婚の理由もさまざまではあると思いますが、これだけハラスメントに対して世の中の見方が変わっているのに、いろんなことが、りされていないちぐはぐな法律のままだということに対して怖さをかんじました。
法律が対応するスピードは変わらないんだなぁ、世の中の変化のスピードについていけてないんだなぁ、とドラマが提起している問題を感じながら見れる作品だと思います。
無戸籍の問題とは 別に区役所の担当者が抱える過去も描かれていて、全体的に、くらい展開ですが、社会問題を分かりやすく教えてもらえたと感じました。
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