圧倒的な存在感 - 正義の味方 SEIGI no MIKATAの感想

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正義の味方 SEIGI no MIKATA

5.005.00
映像
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脚本
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キャスト
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音楽
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演出
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観た人
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圧倒的な存在感

5.05.0
映像
5.0
脚本
5.0
キャスト
5.0
音楽
5.0
演出
5.0

目次

姉妹の関係性

姉:槇子(まきこ)と、妹:容子(ようこ)の2人のやりとりがおもしろい!

姉妹とはこんなものかと言われれば少し大げさなのかもしれない。
しかし、世の中には姉に逆らえない妹もいるのは確かだ。私には妹がいますが、ドラマとはまるで正反対で妹の方が強い為、比較しながら見ていたのを鮮明に覚えています。ドラマ中では、姉の為に行列に並んでお弁当を購入したり、コンサートのチケットを必死で手に入れたりと、とても大変な思いをしている容子ですが、そこには姉に対する愛が感じられ、私もこんな妹が欲しいなとついつい思ってしまいました。


姉:槇子という人物

姉:槇子を演じている山田 優がはまり役!

今回、姉:槇子を演じていた山田 優ですが、私的にはとてもはまり役だなと思いました。
美しくスタイル抜群なところもそうですが、ドラマ中に見せる表情の一つ一つが姉:槇子という人物をより深く連想させてくれました。
何を考えているのか分からない無表情な表情が特に私は好きでした。
もう一度見返してみると、初回では分からなかったほんの僅かな表情の変化を読み取ることができ、さらに面白味のあるものになりました。

その他にもドラマ中に姉:槇子が起こす悪事がとても見物で、私では到底考えつきもしないことばかりだったのでびっくりの連発でした。
でも、連続放火魔を捕まえたり、父親:五郎の会社の人を救ったり、と全て良い方向へ繋がっていく過程は見ていて面白くもありすごいなぁと思いました。

姉:槇子が働く会社が火事になったとき、好きなタレントの写真があるからと火の中向かっていき、上司と大切な書類を守ったシーンでは、少し感動しました。
姉:槇子はとても勇敢で強い女性なんだなと尊敬しました。

妹:容子も必然的に姉:槇子の悪事に巻き込まれてしまいます。
連続放火魔に狙われたり、好きな人に嘘の悪口を言われたり。。。
怖い思いや、悲しい思いもしていますが、結果的に妹:容子にもいい結果が巡ってくるので、私もこんな強いお姉ちゃんがいたら良かったななんて思わず思ってしまいました。
綺麗で賢くて強いお姉ちゃん、これで優しかったらいうことなし100点満点のお姉ちゃんなのに。。。
でも、姉:槇子は中々憎めない存在です。
あとドラマ中、山田 優がパラパラを踊るところもあり今考えると貴重な山田 優を見ることができたなと満足しています。


姉妹の恋の行方

姉:槇子と吉川(よしかわさん)の恋愛、妹:容子と陸(りく)の恋模様が見ていてハラハラ・ドキドキ。大人の恋と青春の恋、2つの恋をこのドラマでは楽しむことが出来たのでとても良かったです。
特に、妹:容子と陸の進展具合がもどかしいもので、当時学生だった私はこんな青春あったらいいなと毎週ドキドキしながら見ていました。
陸の幼馴染である知佳の切なく、儚い恋心にも同情をしてしまったことろもありましたが、容子と陸の恋が実ってよかったなと思いました。姉:槇子は吉川さんとの恋を実らせる為に、妹:容子にリサーチを頼んで趣味や週末に吉川さんが行きそうなところを把握し、偶然を装って吉川さんの目に触れるようにしたりと、美人なのにここまでしなきゃいけないのかと疑問点もありましたが、そこもまたこのドラマの基本となる姉妹関係と姉の性格を表現している行動の1つだなと思いました。
もしかしたら作品中では一番重要な姉妹関係が描かれているのかもしれません。
こちらも最後は無事実って良かったですね。
実った後も、吉川さんの両親との嫁・姑問題や、親戚(こちらに関しましては母親:春子のおかげでいい結果になりました)問題、吉川さんとの喧嘩など、結婚後に多くの方にでてくる問題を大げさに描いているのも面白かったです。
特に、吉川さんの母親VS姉:槇子の戦いは見どころでした。
2人の間に挟まれている妹:容子は大変だなと思い見てました。
結果、子供が出来たことですべての問題が解決できて良かったです
個人的には、姉:槇子と吉川さんの子供を出産したその後の物語を見てみたかったです。


姉妹の両親

父親の母親に対する愛が素敵!

父親:五郎の母親:春子への愛情がとても深く、私もこんなに想ってくれる人と結婚したいと思いました。
途中、父親:五郎の浮気疑惑がありましたが、それを寛大に受け止める母親:春子さんも凄いなと思いました。
鉄道オタクの五郎と、お金持ちでお嬢様の春子が駆け落ちしたという過去も意外性があり◎でした。
父親:五郎が娘:容子に母親に対する気持ちを話しているところは見ていて気恥ずかしくもありますが、娘に母親への愛を話すことができるのはとても素敵だなと思いました。
父親:五郎と娘:容子はよく、コンビニでアイスを食べながら話をしていますが五郎の靴を履いてきた容子が、父親:五郎が水虫だと知り、靴を投げ捨てるシーンはすごく面白かったです。
水虫はさすがの娘:容子もだめだったようですが、父親:五郎に誕生日プレゼントをあげたりと家族愛もすごく伝わってくる作品だなと思いました。

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