一夫多妻制はありなのか、機械と人間のお付き合いはどうなっていくのだろうか - セイバーマリオネットJの感想

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セイバーマリオネットJ

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映像
4.00
ストーリー
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キャラクター
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声優
4.50
音楽
3.75
感想数
2
観た人
2

一夫多妻制はありなのか、機械と人間のお付き合いはどうなっていくのだろうか

3.53.5
映像
4.0
ストーリー
3.0
キャラクター
3.0
声優
4.0
音楽
4.0

目次

今回はわたしが中学生の頃に見ていたセイバーマリオネットJについて考察していきます。

改めて思いをはせると、ヒロインたちのキャラクター設定の典型パターン、一夫多妻制の是非、アンドロイドと人の関係など色々と興味深い発想がわいてきました。

では、さっそく考察していきたいと思います。

 

典型的なヒロイン3人のキャラクター設定

柑橘系女子(マリオネットたち)3人の性格が、当時のヒロイン3人の典型性格パターンである、

天然でおっちょこちょいだけどひたすらまっすぐピュアって感じの一人目、

たれ目でおっとり知性的・上品もしくは女子力高く言葉遣い丁寧って感じの二人目、

気が強く基本は髪長い・一人目をいなす役割でパワー系な三人目だなと思います。

美少女戦士セーラームーンしかり、魔法騎士レイアースしかり、この時代の安定キャラクターパターンでしたね。

その典型パターンに、それぞれの作品で少し味付けしてあるという印象があります。

あまりによくあるパターンだったので、じゃんけんのグーチョキパーみたいなものだなと思っていました。

 

一夫多妻制はダメなのか、メリットを考える

 

このアニメでは、男性主人公小樽くんと3人のマリオネットたちは婚姻関係を結んでいるわけではないので厳密には一夫多妻制ではないのですが、一夫多妻制ってどうして日本で施行不可なのだろうと考えたことがあります。

常識的に考えてそれはないだろう!と言う声があるかもしれませんが、常識なんて時代時代によって移り変わっていきますよね。

今日の常識は来年にはきれいさっぱり無くなっているかもしれません。

ファッションの常識なんて顕著にそういった傾向がありますよね。

 

<わたしが考える一夫多妻制のメリット3つ>

1.少子化に歯止めをかけられるかもしれない

まず、少子化に歯止めをかけられるのではと思います。

核家族化が進み、ただでさえ育児に携われる大人の数が減少していく家庭内で、実質乳児のお世話をするのは睡眠不足と疲労でボロボロの母親のみで(もちろん父親の手助けやサポートは当然あると思うのですが時間的な制約がありますよね)育児ノイローゼになってしまったり、悲しい場合には虐待に発展していったりすることもありえます。

そんなときに、家の中に複数女性がいたとしたら、別の妻が産んだ子どもをみんなで一緒に育てようという空気が当たり前になっていたら、負担はものすごく軽くなると思うのです。

 

2.女性が働きやすくなるかもしれない

政府なども女性の社会進出を促して、働き手として今とても欲しがっていますよね。

働き手である女性の割合を増やすためにも、一夫多妻制で例えば大人4人のうち、家事全般を担ってくれる専業主婦が1人いたとしたら、残り3人はかなり仕事に集中できるのではないでしょうか。

今の風潮だとどうしても、働く女性が抱える家事分担の割合が高くなるので、キャパ越えしてしまっているように感じます。

 

3.女性側の夫への愛着を長持ちさせることができるかもしれない

3つ目のメリットは妻が夫に対する恋心や愛着を、公的なライバル女性たちの存在があることで抱きやすいのではと思いました。

男性と女性では本能的な役割の違いから、一度深い中になった場合は女性の方がつがい相手に執着するように思います。

適度な執着がありながら、他の女性を常に感じるわけなので夫への飽きが来にくい、いつまでもラブラブでいられるのではと考えてみました。

 

一妻多夫制では色々と崩壊していまいますが、(メリットがあまり想像しづらいため)一夫多妻制、ありなのでは、どうなのだろうと思っています。いかがでしょうか。

 

マリオネット的なアンドロイド(機械)と人間とのお付き合いの変化

 

30年くらい前、わたしたちが幼児だったころの子育ては、優等生を作ることがお母さんたちの常識で、できるだけ高学歴に、ありとあらゆる能力を伸ばして、とにかく学校の成績が良い子に育てる=勝ち、みたいな風潮があったように思います。

うちの子は、一盛り〇〇円のその他大勢とは違うのよ!というような。

それが、時代はすっかり変わり、そういった優等生の役割部分はパソコンさんに取って代わられたかもしれないなと個人的には思っています。

正確な情報集めも、計算を素早く正確にこなすのも、あるインプットに対して正解をアウトプットするのも、人間よりパソコンさんたちのほうが断然早いし正確ですよね。

本アニメのマリオネットたちは心を持つ存在として描かれているので、「機械」というのは乱暴な言い方かもしれませんが、機械たちとわたしたち人間の関係もどんどん変わってきているなと思います。

機械たちが人間を越えて、人間たちを操作しだすかも、なんていうとSFテーマのようですが、この先どんな感じになっていくのかなとは思います。

アンドロイド彼女がどんどん量産されて、人間と付き合うよりこっちの方がいいわ~なんてこともあり得そうですし、そうなったときに人間との恋愛と、アンドロイドとの恋愛はどう違うのか、なども興味深いテーマですね。

 

今回この記事を書くためにネット検索していたら、セイバーマリオネットJもリニューアル予定があるという情報を見ました。

かなりの時を経てのリニューアルなので、ファンが多い作品だったのでしょうね。

 

以上、セイバーマリオネットJに関する考察でした。

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3.53.5
  • yukiyukiyukiyuki
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