やっぱり大好きダンスムービー - ダーティ・ダンシングの感想

単純なのが最高、ダンスムービー。

数多く存在する、ダンスムービー。ダンスのジャンルはあるけれど、大まかな内容はどれも似たり寄ったり。まるで「水戸黄門」を見ているかの様なお決まりのストーリーなのに、ダンスの華麗さにはまり結局ストーリーに吸い込まれ最期にはやっぱりジーンときてしまう、そんな単純さが大好きです。あと、脇役さん達もよく見ると他のダンスムービーにも出ていた人なんかが登場していて、ダンスムービーマニアにはそこを探すのも楽しみの一つです。

パトリック･スウェイジのダンスがピカイチ

中学生の頃に初めてこの映画のポスターを見たとき、パトリック・スウェイジの顔がどうも受け付けなかったのだが、実際映画を見終わった頃には、こんな人とダンスを踊ってみたい！と夢中になった程、映画の中のパトリック・スウェイジのバレエで鍛え上げた肉体美とダンスが素敵な作品でした。その後、大人になって何度もこの作品を見ましたが、やっぱり素敵でした！！後に「ゴースト」の轆轤のシーンでもムキムキな肉体美を見せつけてきましたが、やっぱりダンスで鍛え上げた筋肉はダンスシーンで一番生えるのではないでしょうかね。

サウンドトラックも良かった

ダンスムービーの映画の魅力の一つに、サウンドトラックの重要性があると私は思っているのですが、たしかアカデミー賞やゴールデングローブ賞でも受賞した、記憶の中に残るサウンドトラックでした。テレビやラジオでたまに映画の中の曲が流れると、主人公のベイビーとパトリック扮するジョニーのダンスシーンが今でも蘇ります。She's Like the Wind って曲はなんと、パトリック・スウェイジが歌っていました。悪くはないけれど、でも何も歌まで歌わなくても良かったんじゃないだろかと思いましたが。。。

で、作品としては

最初にも書きましたが、やっぱりよくある恋愛ダンスムービー、内容は若干ハチャメチャで、踊ったこともない娘さんがいきなりプロのダンサーの代わりになり、貧富の差・年齢差・スタッフとお客様の関係を乗り越えて最後はダンスまでうまくいってラブラブ―！と言うシンデレラストーリー。中身は薄っぺらいけれど、二人で練習するシーン、最後のダンス上手くいくの？大丈夫？（上手くいくに決まってるんだけど）とハラハラドキドキ。このハラハラドキドキ感が最高ですね。女性はやっぱりこの手の映画が大好きなんです。たまに、忘れていたこのドキドキ感を味わいたい為に未だに時々見ちゃう作品です。やっぱり大好き！