上川隆也がはまり役です。
シティハンターをしらなくても大丈夫です。
並行世界での話なので、全く知らない人でも楽しめる内容です。若干人間関係や、過去などわかりづらいことがあると思いますが、物語が進めばなんとなくわかってきますので特に気になりませんね。もし、少しだけ気になったらコミックの表紙だけでも見てください。上川隆也がそっくりすぎてびっくりしますよ。そしてちょっとだけコミックも読んでみると演技までそっくりではまり役です。ネットでも上川隆也がはまりすぎだと結構話題にもなりました。そして、タコ坊主(ファントム)を演じたブラザー・トムももぅめちゃくちゃそっくりです。かっこいいけど女にだらしない。けど優しい。そして婚約者を失ったという過去が影を落とす。そういう役を上川隆也が熱演してます。
ただ、シティハンターファンや世界観を知ってる人からしたら、評価が分かれるところだと思います。登場人物がちがったり(香が死んでたりするので)時代設定が若干違ったりしてますし、何よりもコミックの実写化ということで原作コミックを読んだ方からは実写化への難しさや、ストーリーの希薄さというものがあって物足りないとか、違和感というものを感じて馴染めない方がいらっしゃると思います。もちろん、上川隆也の演技やそっくりな感じを評価して好きなってくれる人もいらっしゃいますが、評価は結構分かれるかもしれません。
しかし、知らない人からしたら、シリアスさと軽妙さのバランスの良さ、ストーリー構成のシンプルさ、各キャストがしっかりキャラ立ちしてることによって毎回飽きない展開になってると思います。何より、最後は感動で終わるところがこのドラマのいいところではないでしょうか。ネットの評価は結構はっきり分かれてるみたいですので、とても面白いと思う人、つまらないと思う人はっきりしてるほうだと思います。評価みて考えるより、まずは見てみたほうがいいと思います。はまるととても面白いですよ。逆にはまらないとだらだら見続けることがないので一見の価値ありだと思います。
秘密結社「レギオン」
ストーリーの中に毎回どこかに絡んでくる謎の組織です。このレギオンとリョウ達の闘い?がこの物語のメインストーリーになっています。この組織とのかかわりの中で守ったり守られたりしながら絆を深めていきます。もちろん出会いもあります。新しい事実もいろいろ出てくることでより一層ストーリーに深みがでてきますので、この組織からは目が離せませんね。毎回綱渡りな攻防を繰り広げながら軽妙なタッチで締めくくってくるところも魅力的です。
謎の多いシャンイン
婚約者である香の心臓を移植され、運命からかリョウのもとに転がり込んできたシャンイン。彼女は香の心臓を移植されてから人格の中にたびたび香が現れるようなる。幼いころから殺し屋としての教育を受けて育ってきたために一般的な常識や意識が欠けている彼女を彼女の人格の中に宿った香や、リョウ達がどんどん人間的にしていく。シャンインはそれに戸惑い、今までの自分の価値観が壊れていくことに思い悩みながらも成長していき・・・幼いころに死んだ母親、そして見たことがない父親、狙ってくるレギオン、そしてリョウ達。周りで繰り広げられる複雑な人間模様に彼女は・・・何よりも何故、シャンインに香の心臓が移植されたのか気になりませんか?そこにはレギオンとの深いつながりがあるのですがそれは最後まで見てのお楽しみということで。
ファルコン実は目が見えないけど・・・リョウと互角とか(笑)
ファルコンはドラマのなかではものすごく強いんですが、実は目が見えません。でも、さすが伝説の傭兵なだけあってその程度のことは関係ないんでしょう。ものすごく強いです。そして、何かあるとものすごい量の武器がでてきます。対戦車ロケットとかもうここ日本ですよね!って感じです。でも、ミキという小さい女の子とのかかわり方がとっても優しくて伝説の傭兵には見えません。まさにタコ坊主です。そしてミキのことになると見境がなくなるめちゃくちゃ怖い親父さんです。ドラマの中でみんなのお父さんという感じですごく誰から見ても親しみやすい存在だと思います。演じるブラザー・トムさんがものすごくはまり役なのでそれも見てて面白い要素かもしれませんよ。
オネエ3人組実はケンカが強い
毎回キャッツ・アイに居たり、出てきたりするオネエ3人組。なんというか物語のちょっとしたキーになってたりすることもあるんですが、実はケンカがすごい強いというギャップもあります。ちょっとした賑やかしや、笑い担当のように見えますが、ちょくちょく物語のヒントというかキーになることをいうことで意外と存在感があるんです。まぁ、あまり深く見なくても結構見てるだけで面白いんですけどね。
李大人、レギオンの会長で・・・
この物語、敵対組織となるレギオン語らずには語れないですね。そこのトップが李大人です。ちょくちょく出てきますが、この人がシャンインとリョウの運命に深くかかわっていくことになります。にくい敵でありながら、憎めないような・・・大事なものを奪った相手でありながら大事なものを与えてくれたようなそんな存在です。皆さんが見てどう感じるのか楽しみです。
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