内容がとても面白くてユニーク。
特別な内容で新鮮的。
舞台は21世紀の日本です。ある吸血鬼が住む一家が日本にいました。この一族は、人間から血を吸わないと生きていけない。人間にとってはとても恐ろしい生き物でした。しかし、この家族の中の長女、名前はかりんと言い、人から血を吸うと、血が逆に増えてしまって、増血鬼と呼ばれるようになりました。吸血鬼は普通は血を吸うのに、なんで逆に鼻から血が出るんだろうと思いました。そして、クラスの転校生雨水健太は、かりんと危ない関係に陥り、お互いが依存し合うようになりました。吸血鬼も人間も変わり者なので、すごいコンビネーションなストーリーでした。今まで見たような感じの作品とは全然違います。普通の恋愛関係のアニメでしたら、男女の純粋恋愛や学園物語が多く、少し変わったような作品でも三角関係みたいなのが多い。しかし、この内容はすごく新鮮感があって、吸血鬼との生活がすごく面白く描かれています。
キャラクターが面白い。
メインキャラクターのかりんが、今でも大好きです。見た目は本当に今時の高校生と変わらないが、しゃべり方がすごく恥ずかしがり屋で、顔がよく赤くなるところがとてもかわいいです。そして、一番好きなところは、鼻から血が出るときの表情がすごくかわいかったです。雨水健太は、始めのうちは、かりんに対して警戒心を抱き、変な女の子だと思っていました。しかし、かりんがあまりにもかわいくて、彼の血まで吸うので、だんだん感情が変わっていくところが好きです。ほかにも、かりんの一族の杏樹や煉がいます。杏樹はかりんの妹で、見た目がぬいぐるみみたいな感じでかわいいです。なんでもかりんの言うことを聞くので、こんな妹がいたらと思いました。煉はかりんの兄で、女好きで女の血を吸います。
印象に残るシーンがたくさん。
一番好きで印象に残ったシーンは、かりんが毎回鼻から血が噴水しているとき、顔が真っ赤になって、もういやだと叫びながらも、学校の廊下や外の地面にいっぱい血を染めているときでした。血がもうすぐ出ちゃうよと言いながらも、手を鼻にふさいで我慢している姿がすごく印象に残りました。また、学校にいるほかの人にばれるとまずいので、秘密を隠す健太の行動も慌ただしく、かりんのことをいつも心配している場面もたくさんありました。また、人間でありながら、かりんの気持ちを分かり合い、かりんのことを守って戦っていく健太の姿がとてもかっこよかったです。増血鬼でありながらも、愛情の存在という事実に変わりはないという部分にすごく感動しました。
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