１話読み切りで読みやすい - 走馬灯株式会社の感想

一度は自分のを見てみたい

どのストーリーも自分が赤ちゃんのときからスタートするわけで、たぶんどの人も赤ちゃんの記憶ってないと思うのですよね。
私は幼稚園くらいから自分の記憶はスタートしています。
だから赤ちゃんのときから幼少期に両親はどんな顔をして自分を見ていてくれたのか知りたいです。
あんまりかわいがられていた記憶がないから産まれたときを喜んでくれていたのだろうかというのが特に知りたいです。
仕事ばかりだし（今も）三番目だしかなり放置されていたような気もしますが・・・
そもそも私を抱っこしていたのだろうかという疑問すらあります。
祖母が同居していたので、祖母しか抱っこしてないかも。
あるいは誰も抱っこしてないかも。
気づいたら歩いてたと言われたので。

他人のも見れるのもいい

最初は自分の記憶だけだったけど、だんだん名前と生年月日が分かればとかいって誰の記憶も見れるようになっていったりしてネタがつきたなって話です。
でもいろんな人生がリンクしていたり、生き別れた子供の人生をみれたり深い話ですね。
でも殺された瞬間を見てしまったりするとその後の人生左右しますよね。
見て良かったのか悪かったのか・・・
走馬灯というと死ぬ間際に見るものですけど、別に見た後も生き続けてる人もいますが、それでもこの会社にたどり着く人は何かに迷ってるか死ぬことを考えている人なのですかね。
とくにそのへんの説明はあいまいですけど。

ディスクってなんなの？

ディスクを入れるとその人の人生を見れますけど、ある人がディスクが壊れたことにより過去がすべて消えたというのがありましたが、だとしたら恐ろしいディスクですよね。
どういう仕組みだよと突っ込み入れたくなりますけど、自分の存在が消されちゃうって怖いですね。
今やってるドラマで自分が乗っ取られるというのがありますけど、まだ知ってる人がいるだけましですね。
誰からも認識されずということは戸籍とか住所とかも消えるのかしら・・・
ホームレスで生きてきたとあるから何もかもなくなるのでしょうかね。
株主になると人の記憶も自由にできるとかなんでもありですね。
ディスクが壊れると株主になれるのか？周りの記憶はなくなるけど自分自身の記憶は残っているのがまだ救いですね。
ほんとに全部忘れたらただの認知症か・・・(笑)
ここにいると食べ物の飲み物もなにもかもあるし出ていけと言われないしホームレスなら天国ですけどね。
見なくてはいけない人のところにしかやってこないし、望んだときに出会えるわけじゃないところが謎でいいです。