最高のアクション - マッドマックス　怒りのデス・ロードの感想

かっこいい！

まずは衣装のかっこよさに釘付けです。私こういうスチームパンクな感じとか大好きなんですよ。じつはこのシリーズはみるのこの映画がはじめてなのですが、とても好きな雰囲気です。少し錆びれた機械とかすごくかっこいいですよね。車とかも脆そうだけどごつくて良い！厨二病な感じのドクロとか(笑)終始ずっとかっこいいのがすごく良い。火を吹いて入る車とか思わずヒャッハーッ！って言い出しそうな雰囲気とか！物語は基本カーレースで走っているだけなのに、飽きさせずに見せるのがすごいと思います。個人的に一番好きな車はギターとか太鼓を乗せている車！あれものすごくかっこいいし、面白い演出だと思います。映画の音楽と映画の中の演奏が混じるってよくある演出ではありますが、この作品のように音楽映画ではない作品でこういう演出をするのは珍しいかと思います。

アクション！

とにかくずっとアクション！物語がものすごく単純なのでずっとアクションで見せている感じです。普通ならアクションシーンってスパイス的な要素だと私は思うんですが、この映画はアクションが本当にメインになっているなって。これで飽きさせない作りになっているのがすごいですね。長いアクションが続くと飽きてしまう私でさえ最後まで楽しむことができました。なんで飽きずに見られたのかなって考えたんですが、たぶんこれ映像の演出が大きいんだと思います。カメラワークが個人的にはすごく良くできているなって！スピード感が見ていてすごいんですよね。ど派手なアクションをより魅力的にしています。そしてドロドロと皆汚いけれどそれが美しく見えるんですよね。泥さえもすごく効果的。考えるというよりも感じる映画だと思う。

美女ばかり

フィリオサと一緒に逃げたワイブス達がものすごく美人！スプレンディドとか本当に綺麗な人。彼女たちはジョーの出産母体という扱いをされているかわいそうな人たち。スプレンディドと子供が死んでしまうシーンは切なかったですね。そしてケイパブルとニュークスの関係！なんだか良い仲になっていたので、最後ハッピーエンドにって思ったけどそうはならなかった。そこはちょっと救済して欲しかったなって思いましたね。派手なアクションで忘れがちになりますが、悲しい境遇の人達なので。そういう配慮はほしかったかなっと。あまりにも最後その二人が見つめ合うシーンがかわいそうで切なかったので。ストーリーは単純でしたがドキドキハラハラする面白い映画でした。