納得のいかないタイトル
意味不明な最終回
長々しいタイトルで、最終回を匂わせているのだろうと予想して、男か女どっちかが死ぬか遠くに行くかとりあえず別れて二度と会えないパターンだろうと思って見ていました。
直前で音が階段から落ちて病院に運ばれて頭打ってたあたりで、やっぱり死ぬか?あるいは記憶喪失パターン?それか介護施設彼氏と無理やり結婚しちゃう系か?とまた予想をしていました。
音は結局北海道に行っちゃって、二度と会えないパターンかね?ということで私の心は決まっていたのにもかかわらずだ!
トラックで北海道行っちゃうじゃん!まぁ遠いけど、がんばって行けば行けちゃうのねって話です。
思い出して泣いちゃうってどのへんが?と突っ込まずにはいられません。
何年後ってのも特にないし、それはべつにいいんだけど、最後はキスしちゃって彼氏彼女になったのか?みたいな終わりで・・・
べつにそのまま練が北海道行ったっていいし、おばさんが死んだら音はまた戻ってこれるし永遠の別れじゃないじゃない?
こういうタイトルは永遠の別れのときに使ってほしいものです。
ずいぶん間に人を入れてこねくりまわして結局2人は両想いでくっつきましたってオチでしたか。
素直に好きって言えば2話くらいで終わった話ですね。
若者の就業意欲をそぐドラマ
私は40代だからいいけど、これを10代が見たらなんか暗くなるかもしれないですね。
夢と希望にあふれた若者たちがブラック企業にボロ雑巾のように使われてズタボロになっていくさまを延々見させられるのですから。
これが現実だと思うので、しょうがないとは思うんですが学校を卒業したらこういうことが待っているのだなと思うと落ち込みますよね。
特につらい介護現場と運送業界だからそれで全部っていうことではないですが。
実際、自転車操業みたいに働けど働けどお金はたまらず派遣で更新されるかわからないびくびくした日々を送るって精神蝕みますよね。
自分の子供だったらもう田舎に帰って来いとかいいますが、この子たちは帰る場所もないわけで。
そういう部分は涙がでました。
もう十分がんばったと。
しかし田舎には仕事先もないのですよね。
なんだかなぁ。書いてるだけで私も落ち込みます。
子供が嘘をつくこと
小夏と晴太のラストのほうのシーンで晴太がよく嘘をつくというセリフがありました。
子供が嘘をつくのは「本当のことを言って信じて貰えなくなった時から」だそうです。
私も自分の子供が言ってることが嘘かほんとかわからなくなるときがあって、うそだぁ~とよく言ってしまうことがあるのですが、そうするといじけてどうせ俺のことなんか信じてないんでしょ!といじけます。
私も知らぬ間に晴太と同じ子供を作ってしまいそうで怖いです。
嘘もほんともすべて信じるというのはわかったようでわからないです。
子供が言うことをすべて受け入れるということですよね。
ほんとは嘘ではないかとかあきらかに嘘っぽいことを言ってても表向きは信じたふりをしなければいけないということなのか、全面的に信用するということなのか。
それって一歩間違うとバカ親になりそうな気もして、やっぱり難しいです。
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