誰にも予想できない未来の想像図
出会いと再会
ラブストーリーの中で誰もがうらやましい出会い方を再現しており、見ているこちらも恥ずかしくなりました。携帯電話の番号を交換しお互い気持ちも惹かれている中でのアクシデントで一時は諦めていましたが偶然の再会でお互いの当時の気持ちを確認できたのは視聴者としてもホッとする内容でした。当時教師をやっていた三崎結花(常盤貴子)は、同時期に藤沢隆太(妻夫木聡)からの突然の連絡もあり、複雑な期間を過ごしているようにも見えましたが、藤沢隆太の件で教師を辞めた時と比べると一番安定してきていることが笑顔で感じ取れました。
漂流そして争い
色々な形で出会いがあり良い形で過ごしてきたある日に突然の大地震によって学校のみが漂流してしまいます。最初は普段の生活で仲が良い人同士集まり相談であったり、地球はどうなったんだろうと疑問が生じる場面までは良いのですが、今の状況を考えてしまうと現実を見るようになると、生きるために食料や水などといった生きる道を確保しなければいけないことに気付いた時には人間は友情や協力というのがかけてくるのが分かる内容で、人間関係というものの怖さを知ります。一番リアルに感じた場面でいうと、序盤にこの先生ならしっかりまとめてくれると思っていた良い先生の裏切りです。映像の中では命を奪おうとまでしていたのでショックでした。学校内でも食料にめぐる争いなどがあり、協力を越して弱肉強食のような世界が繰り広げられていました。
今を生き、希望を持つ大切さ
このドラマを見ていて協力しながら今を生き、この先も生きていくという希望を常に浅海先生は行ってきました。途中から沢山のアクシデントが起こり、仲間が減っていく中で皆で気持ちを一つに外に出て進んで行き、一人でもかけることなく団結しているシーンは感動的でした。大切な仲間を守る気持ち、当たり前に飲んでいる水、食べ物、電気などといった日常では当たり前の物が使えなくなり、その中で工夫する姿には考えさせられる内容が多く感じれたといます。実際日本には震災などが頻繁に発生しており、食料や水、電気など普段の生活の中で当たり前に使っているものなどが、震災によって使用できなくなった場合には弱肉強食ではないですが、協力・団結ができなくドラマのようなことが起きてしまうのかなと思いました。最終形態の今でいう人間のような生き物が出てきましたが、今の世の中では今後実際にあのような形に化学変異によって起きるかもしれないのでドラマを観て見直すことが大事だと思いました。
- あなたも感想を書いてみませんか?
- レビューンは、作品についての理解を深めることをコンセプトとしたレビューサイトです。
コンテンツをもっと楽しむための考察レビューを書けるレビュアーを大歓迎しています。 - 会員登録して感想を書く(無料)