美少女が豚になる話
知っている人はいますか、とんでぶーりんは3巻しか発売されていなかったマンガなのに1年もの間テレビアニメとして放映されていたんですよ。
「愛と勇気のピッグガール とんでぶーりん」って原作者の池田 多恵子先生もラッキー!でしたねー。しかも全国放送での1年間だったんで知名度はどうしても高くなるはず。それになぜだか他の言語でもふきかえられてて世界中で拡散放映された歴史があるとか何だかよくわかりません。だってコミックは普通のボリュームで全3巻だけなんですよっ!大出世もいいところな作品だったんだなあと今さらながらつくづく思いました。
豚に真珠
美少女がブタになって戦うとかいうダサさが売りだった作品なのかなあと思っています。ある日トンラリアーノ3世という別の星からやってきたブタに同じくスーパーヒロインとして戦ってほしいとか言われてホイホイ返事して変身したらブタになったとかで。もうこの段階でとてつもなく残念なストーリー展開なわけですが戦ったご褒美の真珠を集めたら好きな姿になれるよと言われてがんばるようになったヒロイン。でも後に真珠を使う目的がある人物の為に混乱仕掛けてきていたところなんかはちょっと深いというか。初期の頃は慣れなくていかにもど素人が変身ものやってるみたいな感じだったんですが後からブタで戦うのも段々慣れてきて小慣た芸人風になってたと思っています。
ピカチュウ的なかわいさがあったのではないでしょうか?
一種ポケモン的な度合いのキャラクターというのかグッズにして持ち歩いてみてもそこまで変人に見られずにすみますもんね。あのわかりやすい顔立ちとピンクのカラフルな色合いのキャラクターなので個性も強くてそれなりに多少おしゃれですし。あとヒロインの中学生の国分果林(こくぶかりん)ちゃんの顔もまあそこそこ美少女ですからね。でもこのマンガほどヒロインの恋人役的男の子がよけいな事したりするのってあまりなかったなあと考えてみて思いました。果林の夢のスーパーヒロインの夢もこいつがおかしな所に居合わせたお陰で実質の妨げになってたわけですし。何だかアニメの方でも違った形でまた余計な事になったりしてコイツは一体何なんだと。ブタが好きだからもしかしてわざと意図的にそういった事をやらかしていたのではないかと勘ぐってしまいますよね。まあでもコイツだけじゃなくてこの作品自体が最初から最後までどこかとぼけている気がします。
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