日本の技術革新をも盛り込んだ刑事ドラマの金字塔 - 太陽にほえろ!の感想

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太陽にほえろ!

4.004.00
映像
3.50
脚本
4.50
キャスト
5.00
音楽
4.50
演出
4.00
感想数
2
観た人
6

日本の技術革新をも盛り込んだ刑事ドラマの金字塔

4.04.0
映像
4.0
脚本
4.0
キャスト
5.0
音楽
5.0
演出
3.0

40代前半に自身が最初に目にしたのが「太陽にほえろ」でした。

数年に一度の「殉職シーン」に心を動かされた方々も多いはず。

当初の劇中車はスポンサーが付いたものの急場しのぎとの印象も拭えなかったが、トヨタがスポンサーとなってからは劇中車の変遷も見所の一つとなっており、日本車の性能面での技術進展を知る貴重な資料にもなっている。

特に、山さんこと山村精一刑事が番組末期に乗車した「クラウン」には、自動車電話も装着されており、通信技術の進展知る資料ともなっている。

また、風景からも技術革新が見て取れる。

番組オープニングで登場する「サンシャインビル」が番組開始当時の最先端技術を施した建造物であったが、その後はより高層の建造物が見られるようになった。

番組オープニングや挿入歌も音響技術の向上により、楽曲が変わらないものであっても番組開始当初と番組終了時では大きく異なる。

このような技術革新を感じながら視聴出来る「刑事ドラマ」と成り得たのは、パート2も含め約15年に渡って放送されたことが大きい。

ただ、現実の警察組織の捜査方法とは大きくかけ離れているため、対比のためには同じく長期に渡って放送された社会派路線の「特捜最前線」と視聴し比べてみるとさらに楽しめるものと思われる。

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他のレビュアーの感想・評価

昭和の名作ですね!

小学校4年生(昭和60年)の時、学芸会で「太陽にほえろ!」のテーマを演奏しました。今思うと、親世代の有名どころの役者が多く出演していましたので、子供が演奏する曲を親が楽しめるコンセプトだったのかなと考えてしまいます。「太陽にほえろ!」は14年間も続いていたので知らない人は居ないこど定着していて特徴は七曲署の警察官全員があだ名で呼び合っていることだと思っています。石原裕次郎「ボス」竜雷太「ゴリさん」松田優作「ジーパン」山下真司「スニーカー」など、服装や風貌からあだ名を付けることは小学生の私たちも同じように友達同士であだ名をつけ合いっこしていました。思い出のシーンはやはり松田優作演じる「ジーパン」が殉職するシーンです。拳銃で腹部を撃たれて、手に付いた血を見てからの「なんじゃこらー!」は有名ですよね。「太陽にほえろ!」は交代で誰かが殉職していくシーンがあり殉職した役者の次は誰が出てくるのか、あだ名...この感想を読む

4.04.0
  • おおぞらつばさおおぞらつばさ
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