これまでのGAROの集大成！！ - 牙狼<GARO>～MAKAISENKI～の感想

テレビ放映された初代シリーズから絶狼や、百夜～RED REQUEM、全ての登場人物が勢揃いしてストーリーが展開していくのは観ていて楽しいです！

それだけで胸を熱くさせてくれます…

邪美と烈花、魔戒法師同士が出会うとどうなるんだろう…どちらも勝ち気で勢いがあって似ているタイプだけに出会ったら喧嘩から始まるのかな～と思っていたら、烈花は邪美のことを先輩としてリスペクトしているという設定・背景があったり、と楽しませてくれます。

また魔戒騎士のプライド・誇りが強く、魔戒騎士同士で衝突するのも面白いです。また今はイヤミ課長で有名になりましたが、木下ほうかさん演じる魔戒法師ラテスは、すでにイヤミ課長で有名になるその才能の片鱗をこの作品で魅せてくれています。

魔戒法師レオの存在も、こいつが黒幕なのか…という伏線になっているのも意外性があって面白かったです。

魔戒法師レオ役の中村織央さんも、二役演じて大変だったでしょうね。特にレオとシグマが闘うシーンに違和感ないですものね。本当に双子の俳優さんなのか！？と疑ってしまうほど。

また主人公、鋼牙の昔話が回想シーンとしてひとつの話になっていたことや、その先生だったワタルが共に闘う仲間として登場する場面は伏線が効いててワクワク感が増したと思います。

ラストシーンは、シグマと鋼牙が生身で戦うのも新鮮でしたね。表情の表現はやはり鎧をつけてると表情カットを入れないと表現しづらい場面を意図的に生身で戦うことでお互いの表情を加えたシーンを描きたかったことが伝わります。