5期決定おめでとうございます - 夏目友人帳の感想

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夏目友人帳

4.594.59
映像
4.59
ストーリー
4.64
キャラクター
4.41
声優
4.50
音楽
4.50
感想数
11
観た人
32

5期決定おめでとうございます

5.05.0
映像
5.0
ストーリー
5.0
キャラクター
5.0
声優
4.5
音楽
4.5

目次

5期も決定しましたしもう一度見返してみませんか?

個人的に大好きなアニメで、5期決定ということでまた見返しています。

4期までありますので、設定がわかっていたら部分的に観て楽しめると思います。

とはいえ1期から8年くらい経っています。原作もだいぶ進みました。

今ならわかる設定も増えています。

初期は妖を嫌っていた夏目がどんどん周りと打ち解けて友達もできて、

妖と人間とのかかわりを大切にし始めます。

彼が笑って生活できるようになっていくお話。

藤沢夫妻の掛け合いが好きで、1話の食卓のシーンのやり取りが可愛いです。

疲れているときにみると自然と涙がでます。そしていつ観てもニャンコ先生可愛い。

OP、EDもぴったりです。その辺も合わせて世界観が作られています。

キャストの方々もとても作品を大切にしています。

セリフも大切に呼んで下さっています。この辺はイベントDVDを観て下さい。

1期は出会いと始まり

主人公の夏目くんとニャンコ先生の出会い。友人帳が何かを知って妖と触れ合って行く。

その中で今まで妖にいいイメージを持っていなかった夏目くんが変わっていく様子です。

祖母レイコの存在を知った夏目が少しずつ変わっていく様子。

クラスメイトとも全然打ち解けられない夏目が観られます。

塔子さんとの距離感も1話の最初と4期では違います。

夏目の成長の物語です。

田舎の高校生の人間と妖怪の少し切ないストーリー。

原作は少女漫画ですが、男性でも楽しめる、田舎出身の人が楽しめるアニメです。

おすすめは1話、2話、6話、11話

やっぱり1話ははずせないです。

心優しい祖母の友人、ひしがき。

何十年も自分の名前が呼ばれることを待っていたレイコさんの友人です。

ずっとずっと友人のことを思っているなんてとても優しい妖です。

私たち人間よりずっと長く生きている妖には大した時間ではないのかもしれません。

それでも、何十年レイコさんのことを心配して

名前が呼ばれるのを待ち続けたひしがきはレイコさんの本当の友人だったんだと思います。

私には何年も自分のことを心配して待ち続けてくれる人はいるのかなーとか

私にはできるのかなーとかそんなことを考えさせられます。

友とは何か、妖は本当に悪いものなのか?そんなメッセージのこもった1話です。

2話は名作。2話が一番好きな人が多いんじゃないでしょうか?

「人間の信仰」がどれだけいい加減なものか考えさせられたりもします。

小さな神社や祠ってそういえばあったなー行ったことないけど。みたいな場所ってありますよね。

そういった神社の神様ってどうしてるんだろう。とかそこに露神様がいるのかもと考えさせられます。

露神は信仰が少ない神様です。昔は自分のことを知っている人も多かったけど、

時代の流れは残酷で時が経てばみんな忘れてしまいまいます。

人から忘れられるって人間でもつらいですよね。露神は何十年もその恐怖みたいなものと戦ったいたんですね。きっと。

ハナさんと夏目の出会いのシーンもすごくいいです。

初対面の人とうまくお話できない夏目。これが4期になるとまた距離感が変わっていきます。

露神とハナさんの関係が最後までとても暖かくて優しいです。

ハナさんには露神の声が聴こえていたってことを知ってほしかったです。

でもきっと二人の間にはもっと深い絆があったんだろうなあと思ったりもします。

6話は燕ちゃんですね。

ダムをクラスメイトと見る夏目にまず少しほっとします。

少しずつ周りが変わり始めています。

会いたい人がいる気持ちがわからない夏目と、ずっと会いたい人を思い続ける妖。

人から愛を受けった妖の暖かいお話です。

谷尾崎さんとの出会いのシーンがとても切ない。人間には妖の声が聞こえません。

燕はそれがわかってい何十年も待ち続けました。とても切ないです。

情が移って燕のために頑張る夏目も見どころです。

きっと1話の彼だったらそんなことはしなかったんだろうなー。

「優しいものが好き、暖かいものが好き、だから人間が好き」

私もこんなふうに考えられたらなあと思います。

夏目友人帳のいいところに嫌な奴がでてこないがありますね。

登場人物がみんな優しくて人を思いやれます。人間も妖も。

作者さんの心が綺麗なんだろうなあと思います。

11話はニャンコ先生好きのための回ですね。なので軽く。

ひたすら可愛い。

あと幼女も可愛いですね。

子どもって意外と大人を見ていて、孤独を感じているんですよね。

そしれ周りにそれを言ったらいけないってわかってるんですよねー。

ニャンコ先生にそれを打ち明ける幼女可愛いです。

「またピクニックだめになっちゃった」

このセリフが大人にはつらいですね。楽しみにさせていたのに何度もだめになったんだろうなーと。

「ネコちゃんごめんね」この子は思いやりのあるとてもいい子です。

最後にニャンコ先生が幼女を連れて飛ぶシーンも素敵です。

この回では先生目線での物語が描かれています。

先生が夏目や人間をどう思っているかがわかる回となっています。



5期は秋なので、それまでに全部観るのもいいし原作を読むのもいいです。

最近疲れてる人、心が荒んでる人にもう1度観てほしいアニメです。

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