かっこいい!
主人公の真島ももちろんだが、かっこ良いキャラが豊富で見あきることはなかった。月形との絡みなど、ギャグセンスもある作品で、シリアスな場面は感動もするし、コメディなところは爆笑を誘った。技の構えとかもかっこよく、多分真似したことがある人間は自分以外にも必ずいるはず。
バトルマンガで、どんどん強くなる主人公という設定は間違いないのだが、碇戦あたりがピークかなと思った。技も当初は現実味のあるものだったけど、後半からなんか人間ではできない技が出てきて飽きてきてしまった。にわの先生の別の作品のリベロの武田に比べギャグは少なめで、かっこよさが多い作品だと感じた。デフォルメとかも可愛く、展開も上げ下げがあって楽しく読める構成だと思う。当時はサイヤ人とか、非現実的なバトルマンガも多くある中で、実際にできそうな技などもあり現実的で親しみやすい作品だと思う。途中、気とか出てきたりもしますけど。。。ただ碇はやっぱり最強だと思う。真島も、最初の一発くらってれば瞬殺されていただろうに。でもドブロー先生のさらなる本気もありそうでドブロー最強説も否めない。
とまぁ、そんな猛者たちの中最強を目指す真島だが、強くなっていくスピードが速すぎてついていけないかもしれない。あとは、負けを知らない主人公も良いことなのだが、負けて悔しさで修行してもう一度再戦して打ち負かすとか、負けても努力して勝つんだという状況もほしかったかな。打ち切りになってしまい、爆ぜる!に行くけども、爆ぜるよりは面白いと思う作品。
親しみやすい読みやすさ、シリアス・笑い・展開はとても良い作品だと思います。
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