静かに続いていくドラマ - タイヨウのうた A Song to the sun の感想

これは映画かも同じような時期にされて、どちらが好みかぱっかり別れてしまう作品かなと思います。

でも沢尻さんは1リットルの涙で世間の心をつかんだ直後だったために注目度は高かったかもしれません。2作続けて病気と闘っている役でしたが、1リットルの涙と比べるとどうしても病気があまり強調されないのであまり感情移入できませんでした。

病気の関係でどうしてもどのシーンも夜なので暗い感じがしました。

そのせいかしっかり全話みたのに今思い出すとあんまり覚えていないということです。

その時は楽しんでみていたけど、みんなの心に残るかどうかというとちょっと物足りないところがあったかもしれません。治療法がないので描きづらかったかもしれませんが、病気としっかり向き合ったりする描写があんまりなくて、観ていて、病気だということを忘れてしまう瞬間がありました。ある意味病気を受け入れてしっかり生きているのかもしれませんが、視聴者へのインパクトとしては薄かったかもしれません。

主演2人の演技そのものは、さすが沢尻さんと山田孝之さんだということもあってお上手です。

映画版は歌手のYUIさんがされていたので歌が上手いのは当たり前ですが、沢尻さんはどうかなと期待していたらなんだかんだ上手でしたね。