食堂が舞台の映画の中で
純粋に食べ物と食欲に焦点が当たっている映画は意外に少ないのではないでしょうか。
「かもめ食堂」「食堂かたつむり」「The焼肉ムービー プルコギ」「しあわせのレシピ」「のんちゃんのり弁」「南極料理人」…もっと沢山あるでしょう。大方は、その食堂の料理人やお店、それにまつわる物語がテーマだと思います。
けれどタニタ食堂は、食欲!肥満!カロリー!ダイエット!…のために食堂がありますね。だからでしょうか、食欲からくる苦しみとの闘いとそれを乗り越えてダイエットの目標を達成する達成感というシンプルな軸を基に主人公たちが頑張り、泣いたり笑ったり、単純に面白いのです。主人公の副社長を見ているだけでも安らぎます。食堂の2人のお姉さま方の潔い感じもステキじゃないですか。
そして食堂を変えた張本人役の優香さんがサバッとしていてカッコよかったのです。
食べ物を作る映像は本能的に人をハッピーにし元気をくれます。料理番組ではないのでそれを真似して作ろうとは思わないのですが、見てるだけで食欲とその回りに付随する欲求が満たされるのです。
おデブちゃんが美味しそうにケーキを頬張る顔だけでもLove&PeaceならぬHappy&Peaceですよね。
そんな映画を体脂肪計を作ってる会社が作ること自体ユニークで、日本は平和だなとリラックスできるのです。
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