ちょっぴり切ない恋愛。 - ハチミツとクローバーの感想

美大のお話でそれぞれの主人公が自分の夢に向かって頑張っている姿に好印象が持てました。でもこのドラマのメインは恋愛です。主人公5人がそれぞれ違う人に行為を抱いていて、その五角関係が凄く切ないです。なかなか上手くいかない恋愛って見ていて胸が痛くなります。どの主人公もあまり積極的ではなく、でも態度にはあまり出せないけど、その人の事を真剣に思っている。その切なさを平井堅さんが歌う主題歌のキャンバスが更に引き立ててくれます。ドラマの内容と歌詞が上手くマッチしていて、凄く良かったです。平井健さんの綺麗な歌声に癒されてしまいます。自分の好きな事に取り組むも、相手の事が気になってしまうピュアな恋愛模様が上手く描かれています。ガッツリな恋愛ドラマも良いですが、こういうピュアな恋愛もたまに見ると、キュンキュンしちゃいます。男女グループで仲良く楽しそうなキャンパスライフは見ていて、私にはなかったので羨ましくなる程です。凄く良いドラマなのですが残念ポイントが1つ。主人公の成海りこちゃんの役が原作の主人公と少しかけ離れていると観ていて感じました。原作が漫画で漫画を見てから、ドラマを見ていたので、自分の頭の中でストーリーができてしまっていたのもあると思うのですが。