平凡で退屈な内容 - ビブリア古書堂の事件手帖の感想

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ビブリア古書堂の事件手帖

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キャスト
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音楽
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演出
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感想数
1
観た人
3

平凡で退屈な内容

3.03.0
映像
3.0
脚本
3.0
キャスト
2.5
音楽
2.5
演出
3.0

三上延のライトミステリー小説が原作。2013年、フジテレビ系の月9ドラマ。

北鎌倉の古書店、ビブリア古書堂の若き店主、篠川栞子と体質の問題で本が読めないアルバイト店員、五浦大輔が古書をめぐる謎を解いていくミステリー。

この作品の主人公、栞子を演じる剛力彩芽は、原作のイメージとはかなり異なるのが残念だ。

清楚でおしとやかな栞子の雰囲気を出そうとしていた、とは言えるが、剛力の現代っぽさがどうしても気になる。ショートカットの髪型がまず違和感を感じるし、メガネもかけていない。原作の栞子ファン泣かせといえる。

そのほかキャスティングはまずまず。五浦役のAKIRAに関しては、優しく正義感が強い体育会、というイメージに当てはまる、ほかにいないだろうという抜群な配役。制作側のセンスを感じる。

ドラマとしてはいまいちの出来栄え。ストーリー展開にわくわく感がない、勢いがない…退屈な内容となっていた。原作の登場人物の魅力で乗り切っていたとはいえ、もう少し面白みが欲しかった。例えば栞子と五浦の恋愛関係の発展などがあれば、もう少しストーリーにメリハリがあっただろう。

坦々とした平凡極まりないドラマ。見る価値があるとすれば、本の知識が得られる、ということぐらいだろう。

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